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内野直樹

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内野直樹(うちのなおき)

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コラム

騒音やゴミ屋敷化など問題を起こす「モンスター入居者」を退去させるには?

2018年5月21日

夜中に騒音を出す、家の中がゴミ屋敷、住民に嫌がらせをするなど、近隣への迷惑行為を繰り返す不良入居者は、家賃滞納者とあわせて「モンスター入居者」と呼ばれています。
 
優良入居者を失いかねないこの「モンスター入居者」には、毅然とした対応で退出を迫らなければなりません。
では、実際にどのような手段があるのか?
今回は「モンスター入居者」の退出措置についてお話します。
 
◯モンスター入居者の退去は「法的措置」か「話し合い」で

夜中の騒音やゴミの不法投棄などのマナー違反が著しい「モンスター入居者」を放置していると、優良入居者が退去してしまうなどの実益を損なう事態になりかねません。毅然とした対応で、「モンスター入居者」の退去にあたりましょう。
 
◯退去を勧告する手段は、大きく分けると「法的措置」と「話し合い」の2パターン。
 
まず、法的措置の場合は、迷惑行為や家賃の滞納を理由に裁判所に申し立てをして、立ち退き判決をもらうという手段です。
 
ただ、日本の法律には「借地借家法」といものがあり、借主は手厚く保護されていて、曖昧な理由では立ち退き判決がでないことがあります。また、家賃の滞納も3ヶ月以上でなければ申し立てができず、時間がかかるうえ、弁護士費用(100万円前後)もバカになりません。
 
一方「話し合い」の場合、最短1ヶ月未満と時間の短縮は可能です。しかし、相手がモンスター入居者だけに、こちらの要望をあっさり聞き入れることは皆無に等しく、引っ越し費用などの名目でお金を強請されるといった悪質なケースも。家賃の回収もまず不可能なので、実質的な損出額やご自身の労力を考え、どちらの手段を選ぶか判断すべきでしょう。
 
◯専門知識や経験豊富な管理会社の協力を得るのがベスト

いずれにせよ、自主管理の大家さんにとって、これらの措置は荷が重すぎると言えるでしょう。できれば、プロとしての知識や経験が豊富な不動産管理会社の手を借りることをおすすめします。
 
「法的措置」であれ「話し合い」であれ、大家さんが矢面に立つと、感情的になり、話しがさらにこじれることも多々。特に「話し合い」の場合、自主管理の大家さんは一人で「モンスター入居者」と対峙しなければなりません。プロフェッショナルな第3者が間に立つことで、損失もストレスも最小限に抑えることができるはずです。
 
もちろん、オーナーさんにとって大きなマイナスになる「モンスター入居者」を、事前に回避できることがベストです。次回は「モンスター入居者」を防ぐ方法を中心にお話したいと思います。

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