マイベストプロ京都
  1. あなたの組織のISOは働いていますか? ~目標管理を段階で見直す~
田邉朋子

ISOコンサルティングとリスクマネジメントのプロ

田邉朋子(たなべともこ)

株式会社アール・エム・アイ

お電話での
お問い合わせ
075-662-8853

コラム

あなたの組織のISOは働いていますか? ~目標管理を段階で見直す~

2018年12月10日

テーマ:ISO・5S

目標管理プロセスとは、方針を実現するための目標を立てて、その
目標を達成し方針を実現するためのプロセスです。
あなたの組織の目標管理プロセスは、全ての段階で機能していますか?

①組織の方針を実現するための目標になっている。
YES⇒②へすすむ
NO⇒・「方針を実現するためには、何をしなければならないか」を
検討する場がありますか?なければ、まず場作りをしましょう。
   あれば、その場を利用してどんなことをすれば方針が実現す
   るかを洗い出し、目標にしましょう。

 例1)
  方針:品質第一   
  目標検討:わが社の品質とはクレーム削減!目標はクレーム〇%削減
 例2)
  方針:廃棄物の削減に取り組みます。
  目標検討:わが社の廃棄物は製造途中に発生した不良品です。
       不良品を〇%削減します。
 例3)
  方針:省エネルギーに取り組みます。
  目標検討:わが社は設備を動かすために電気を使用しています。
       作業効率の良い生産計画を立て実行します。
       不良品やクレームでの再生産を減らして、予定してい
ない設備の稼働を減らします。 

②目標が、どれくらい実現しているかを確認できる基準が決まっている。
YES⇒③へすすむ
NO⇒どの変化を監視すれば目標の達成状況が確認できるのかを見つける。

 例1)目標:売上1億円
    ⇒上期〇円、下期〇円
    ⇒第1四半期〇円、第2四半期〇円、第3四半期〇円、第4四半期〇円
    ⇒1月〇円、2月〇円・・・・・・・・・・12月〇円
    ⇒1月1週目〇円⇒1月2週目〇円⇒1月3週目〇円・・・・・12月4週目〇円

 例2)目標:不良率〇%削減(前年比)
    ⇒不良の定義を決める:・顧客クレーム・工程内不良(手直しできないもの)など
    ⇒測定するものを決める:・発生量・金額・発生量、金額の両方など    

③目標の達成状況を管理する人が決まっている。
YES⇒④へすすむ
NO⇒監視、測定することができる人を決める。
  監視測定が「できる人」を決めることがポイント。
  技術面:測定するときに道具・設備を使う場合は使用する技術があるかどうか。
      確実に測定できるかどうか(「忘れました!」では状況がつかめない) 
  ポジション面:測定したいデータに直接アクセスできる人。
         *誰かを介して測定データにアクセスする場合は「誰か」
          も含めて欲しいときに欲しい情報を入手できるかを確認する。

④目標を何が何でも達成させるための取り組みができている。
YES⇒⑤へすすむ
NO⇒年度目標を達成させるには、半期、四半期、月次など監視ポイントで
  達成しているか/していないか、どれくらい達成しているか/していない
  かを認識し、未達成の場合、結果を分析し次の手を打たなければなりません。
  〇やると決めたことができていたか。
   できているのに結果が出ない⇒やっていることが目標達成に役立っていない⇒やることの見直し
  〇やると決めたことができなかった。
   阻害要因を考える(実行内容の複雑さ、情報の共有程度、実行時間の確保など)⇒阻害要因を除去
   *阻害要因が除去できない場合は、別のやり方を決める。

⑤目標を達成することができた理由を分析し、組織の特徴(強み、弱みがありますが、特に強み)
 を把握し、今後の課題を決めている。
YES⇒⑥へすすむ
NO⇒一年を、半期を、四半期を、月次を振り返って、自社の傾向を
  分析してください。
  分析するときは、なぜなぜ分析手法を使うと具体的な特徴が見え
  てきます。

  〇できたこと⇒思いのほか早くできた。目標より高水準でできた。…
  
  〇思いのほか早くできた、目標より高水準でできた理由は何でしょう?
   ⇒連携がよかった。技術力がアップしていた。設備投資ができた。…

  〇連携がよかった理由は何でしょう?
   ⇒人:20代~50代まで幅広い層で対応できた。人数が増えた…
    手順:朝と夕方に作業状況の確認を行った。
    基準:どこまでするかを決めた。
      
  〇20代~50代まで幅広い層で対応できた理由は何でしょう?
   ⇒計画的に人を採用した。新卒採用をして計画的に育てた。
    *計画的に採用できる資金力、仕事量がある。(強み)
    *採用のためのネットワークがある。(強み)
  
  〇技術力があがった理由は何でしょう?
   ⇒設備:新設備を導入した。
   ⇒社内マニュアルがある。
    *わからないことがあった時わからないことを確認できる(強み)
   ⇒わからないことを教える体制がある(強み)
   

⑥組織の方針を実現するための次のステップの目標を設定している。
YES⇒①へすすむ
NO⇒目標を実現するためには、弱み対策と強みの活用、強みの維持が
  必要です。弱み対策は比較的よく実施されていますが、強みへの
  アプローチはどうでしょう?

  〇強みの維持
   連携がよかった要因‥朝と夕方に作業状況の確認を行った。
       *作業がスピードアップされ変化を確認するタイミングが
        増えると予測される場合、2回/日では連携の強みが
        維持できないかも…。
       ⇒変更:朝・昼・夕方に作業状況を確認する。

  〇強みの活用
   わからないことを教える体制の活用
   ⇒体調不調など作業以外の気になることに対応し働きやすい
    職場づくりを進める。

ご相談は下記までご連絡ください(^^)/ 
メールでお時間の調整をしていただければ、電話相談もいたします!
office@rmicon.co.jp

この記事を書いたプロ

田邉朋子

ISOコンサルティングとリスクマネジメントのプロ

田邉朋子(株式会社アール・エム・アイ)

Share
関連するコラム

田邉朋子プロへの
お問い合わせ

マイベストプロを見た
と言うとスムーズです

お電話での
お問い合わせ
075-662-8853

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

田邉朋子

株式会社アール・エム・アイ

担当田邉朋子(たなべともこ)

地図・アクセス

田邉朋子プロのコンテンツ