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田中輝彦

どんな体型にも応じた服創りをする、フルオーダースーツのプロ

田中輝彦(たなかてるひこ)

お誂え洋服たなか

コラム

ケープを付いているコート

インバネスコート

袖があるケープ付の外套(コート。)
インバーネス
スコットランドのインヴァネス地方で生まれたとされています。バグパイプを雨などから守り、演奏するのに作成されたといわれています。
明治の中ごろに、政府から派遣され帰郷した日本人やスコットランド人により伝わったと言われ、大正から昭和初期にかけて流行しました。

当時は「インバネスコート」「二重回し」「二重マント」「とんび」と呼ばれる外套は『お大尽』と呼ばれる人が着ていたようです。
インバネスコートが日本社会に溶け込むに従って、未だ和服文化の着物の袖が通しやすくするために、日本独自の、脇を大きく開けてノースリーブ状に、ケープが袖の代わりをして長くした「トンビコート」が流行りました。
和服の袖も気にせずに着られるようにと喜ばれていました。デザインは和服の大きな袖が邪魔にならないため、実用性が非常に高かったことが流行の一因と思われます。

トンビコート

着丈も膝下まで長く、着物の場合は裾上り10センチ前後、洋服の場合は20センチ前後。ケープは手首が覗く程度が多いです。
トンビ
裏地がひらひらとケープから覗きますので、裏地にオシャレ心を楽しんでください。
岸ゆき様
トンビ も二重回しも袖が無くてケープの下はベスト状(ノースリーブ)でケープが肩を覆っています。
「トンビ」はケープは背中まで達しておらず、背中の部分にはケープはありません。
トンビ袖
「二重回し」は背中部分全面にケープで覆われています。
2重回し

防寒着としてレトロでエレガントな雰囲気を持ったトンビコートは依然需要があり、最近では男女を問わず、和服・法衣(衲)、洋服の上に羽織るレトロなおしゃれコートとしては最高のステータスです。

マント

マント
古くは、明治の文豪「尾崎紅葉作」(金色夜叉)の劇中劇に、主人公「間寛一」が「鴫沢宮」と熱海の海岸でデートをしていた時に着ていたとされるコート(マント)です。
また、怪盗ルパンも着ていたとか・・・

実に、シンプルなデザインで写真は「カピタンマント」(オペラケープ)と言われています。
肩線は後ろ身と前身を縫い合わせ、裾までをにフレアーなラインの美しを強調します。

そのほか、肩縫い目線から脇縫い目だけのものもあります。
襟はスタンドからやステンカラー

ひと味変わった、レトロなコートで冬のオシャレを楽しんでください。

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お誂え洋服 たなか
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