まちの専門家をさがせるWebガイド マイベストプロ京都
田中輝彦

どんな体型にも応じた服創りをする、フルオーダースーツのプロ

田中輝彦(たなかてるひこ)

お誂え洋服たなか

コラム

スラックスはヒップで選ぶ


バックしゃんのパンツ

前を歩いている人の後姿、特にヒップ周りが落ち着いて見えると何かホッとするのは小生だけだろうか?
ヒップ寸法が合ってないと、尻の下にダブついたシワや引き攣れたシワが出ます。
せっかく、上質の生地やコーディネートを合わせてもヒップ周りに不自然なシワが目立つようでは台無しです。

最近のファッションの傾向として、短めのジャケット丈の裾からヒップが飛び出している細めのパンツスタイルを見かけます。なおさら、ヒップ周りに気を配らなければなりません。

スーツスタイルでは、ヒップに少しゆとりを持ったスタイルを。 カジュアルには、ゆとりを少なく引き締まったスタイルがいいのではないかと思います。

ヒップを基準に選ぼう

レディーメイド(既製品)はウエストサイズと連動してヒップ寸法が割り出している物がほとんどです。
ウエストサイズが合っているのに、ヒップが窮屈だったり、逆にヒップが気持ちよく穿けたのにウエストがブカブカ。
また、ウエストに合わせるとヒップ下に弛みしわが出る。ヒップに合わせるとウエストが絞まらない。
よくあることです。

フィティングのこつは、ヒップ寸法に合わせること。

まず、自分のウエストサイズの大小3サイズのスラックスを選んで穿いてみてください。
ヒップ寸法が気持ちよく穿けて、股上寸法が(重要なことです)合っている物を選んでください。
その後、ウエスト寸法を大きくするか小さくするかを決めることです。

多くの既製品(スーツ用、ジーンズ、チノパン)のスラックスのヒップ周りは(渡り寸法)は大きくすることは出来ません。
たとえ、詰めることが出来ても、この部分を触る(変える)とスラックス全体のバランスが崩れてしまいます。
従って、ヒップサイズを基準にスラックスを選んでください。

ウエストでサイズ調整

一般的な既製品のスラックスは、後ろ縫い目で5センチ程度は大きくすることも、小さくすることも出来ます。
また、極端にウエストの小さい場合は三方詰め(脇)をすることも有ります。(バランスは崩れます)

オーダーの場合は、最初からウエストとヒップをそれぞれ測って創りますから、思うようなスラックスを創ることが出来ます。
ただ、イージーオーダーの場合は、体型変化に伴う調整は既製品のそれと同じような調整方法で行います。

↑上は、ウエスト部分を切り替えています。
↓下は弊社オリジナルの切り替えていません。ウエストから裾まで1枚の生地で創っています。

弊社(フルオーダー)のスラックスは超特大サイズ以外、既製品やイージーオーダーのように腰部分を帯びの切り替えをしていません。ウエストを広げる場合はタック部分を解消して大きくします。
腰回りを広げると言う事は、肥えてお腹が大きくなったのですから、前身で大きくすることは理に叶っています。最大で10センチ。
また、ヒップ周りを広げるときも、股グリ部分にゆとりを持って創っていますので、渡り寸法で2センチ(ヒップ周り6センチ)は大きくすることが出来ます。
スラックス丈は前の方が、靴の甲に触れて少し折れる程度。後ろ裾はかかと部分を覆い隠すように裾から1センチ程度上る丈が標準とされています。
しかし、スラックス丈と裾幅はほぼ連携していて、裾幅が狭いスラックス(パンツ)丈が短く。また、裾幅が広いパンタロンのようなスラックス(パンツ)は、靴が隠れるほど長いの方が足元が自然なスタイルに見えます。

最後に、ヒップがきれいに納まっていても、フロントの折り目が崩れていれば、すべてのスタイルが台無しになります。
折り目はキッチリ付けておきましょう
クールビズの季節、スラックススタイルに気を配ってください。

あなただけの一着を仕立ててみませんか?

ハンドメイドに拘った、フルオーダーであなただけのオリジナルな一着を創ります。
訪問販売も承っております。
京都ほか関西エリアだけでなく全国一円にお伺いします。
お気軽にご相談ください!

お誂え洋服 たなか
京都府京都市北区上賀茂中ノ坂町15-2
075-721-0880

この記事を書いたプロ

田中輝彦

田中輝彦(たなかてるひこ)

田中輝彦プロのその他のコンテンツ

Share