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田中輝彦

どんな体型にも応じた服創りをする、フルオーダースーツのプロ

田中輝彦(たなかてるひこ)

お誂え洋服たなか

コラム

福祉用具のデザインに関しての卒業論文に協力

障がい者のオーダースーツ創り

2016年2月11日 / 2017年6月8日更新

大阪の藍野大学の学生さんからお電話をいただきました。
「藍野大学医療保険学部作業療法学科のFと申します。田中さんがされておられる障がい者、車椅子ユーザーの洋服についてアンケートをお願い出来ませんか」とのことです。
時間を打ち合わせてお会いすることにしました。

後日、指導の先生とご一緒にお見えになり、卒業論文の研究するの当たって、その資料を集めているとのことです。
私どもが創っている車いすユーザーのスーツについていろいろ説明をしました。

研究のきっかけ

授業で、高齢者、障がい者の快適な生活を提案する展示会にいかれた折、いろいろなアイディアの福祉用具があることに驚き、機能や多方面にあること、一方で色や形のデザインの幅の狭さに印象を受けた。

一般の健常者が購入するものには色や形、デザインが豊富にあるのに比べ、障がい者の福祉用具に対しての選択肢が少ない事に疑問を持った。

福祉用具を机上での開発に当たっているのでないか?障がい者のニーズや思いを聞いていないのではないか?
また、装具装着に際しても、ひと目が気になる、心理的負担がある、
特に女性は可愛らしさを求めている。

このような利用者、消費者からの福祉用具への情報、要望を企画担当者はどのように取り入れているのかを知りたい。

研究の目的

福祉用具のデザイナーや企画担当者がどのように、どの程度利用者、消費者からの情報を取り入れているかを知り、作業療法士が現状を把握、問題解決をしたい。
障がい者の生活必需品、福祉用具の購入に際しての選択肢の幅を広げる目的にしたい。

車いすユーザーの服装についての留意点

以上のような要望に対して、私どもでは常々車いすユーザーの方からオーダーを頂いたことでの留意点を話しました。

オーダーを頂いたときに、一番最初にお伺いすることは、衣類の着脱を本人がどこまで出来るか?介助者(ヘルパー)がどこまで、どのように衣類の着脱を補助しているのかによって、背中をファスナーで開閉するなどのオプションが変わってきます。
自ずとデザインにも制約あります。

そして、次のお聞きするのが排泄をどのようにされているのか?
おしめなのか?レッグバックを使われいるのか?それをどこに収納されているのかによってパンツのデザイン大きさが変わります。

使用目的。フォーマルなのか?オシャレスーツなのか?
フォーマルならば、ご自身なのか?お身内なのか?によってデザインが変わることもあります。

お洒落スーツならば、色柄やデザインなどをご相談しながら楽しく生地を選んでいただきます。

車いすユーザーのスーツは座位を基本姿勢として製図していますので、スタイルやゆとりなどは一般の立居のスーツと異なってきます。
その製図、型紙や今まで作ってきたスーツの写真などをお見せしました。

参考にしていただいたことだろうと思っています。
立派な論文が出来ることを祈っています。

障がい者の服装についてコメントしています。

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お誂え洋服 たなか
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