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田中輝彦

どんな体型にも応じた服創りをする、フルオーダースーツのプロ

田中輝彦(たなかてるひこ)

お誂え洋服たなか

コラム

障がい者の礼服を着て、愛する娘とバージンロード一緒に歩きたい。

車椅子ユーザーのフォーマルウエア

2015年2月1日 / 2016年9月4日更新

子供の結婚式は、世の親としては最大の行事であって、親として責任を果たした瞬間であります。
親として、子供の晴れ姿を引き立てるためにも、それにふさわしい礼服で臨んでいただきたいと思います。

娘の結婚式の親としての礼服を・・・

お嬢様の結婚式で、愛する娘と一緒にバージンロードを歩きたい。
結婚式にふさわしい礼服を着たい。

結婚式での男親の礼服はモーニングコートが正式な礼服です。

しかし、戸田様は脳溢血の発症で右半身マヒがあります。

そこでお勧めしたのが、モーニングコートのコロモ部分を切った感じでもある、モーニングコートに次ぐ礼服「ディレクタースーツ」です。

障がい者の採寸

右半身に障がいがある戸田様は、リハビリを一生懸命頑張って続けられたおかげで、右利きだったが、左手で箸も使えるようになり、掴まり立ちが出来るまで回復されていました。

従って、戸田様の場合、まず机などに掴まり立ちをした状態で、平常行う17か所の採寸をしました。
その後、車いすに座った状態での座高、着丈、腹囲やパンツ丈などを採寸しました。


車いすユーザーの仮縫い

今までお付き合いしてきた障がい者(車椅子ユーザー)のスーツを創って培った経験から、採寸したサイズをもとに、前後、左右のバランス、ゆとりを考え製図を行い、マニプレーションを施し裁断、仮縫い服を創ります。

今回はベスト付ですので、座った時の状態で着易くアームホールを大きくしました。

座った状態状態で、大きく前かが身になるため、前胸幅を狭く、後ろ背幅を大きく、アームホールも大きくしました。

2度の仮縫い

当初、測ったサイズもさることながら、座った時の屈伸寸法、角度をもう少し調整をしたいのと、そして、着用シーンの状態をお聞きして、それに合わせるためにも相談の結果、再度仮縫いを行うことにしました。

後日再仮縫いを行い、すべてを確認、補正、2月下旬の良き日に向けて、今、入念に縫製しています。

都合、3回淡路島のご自宅までお伺いさせていただきました。

障がいは個性です。個性があることは素敵です。

戸田様のお考えです。

戸田様の淡路自立サポートクラブ
障がいをもったことで悩んでいる、一人でも多くの人が前向きに歩いていけるきっかけ作りが出来たら…と言う考えで活動されています。
福祉用具展示・相談。
Webによる情報発信。
兵庫失語症友の会交流会参加。
行政への働きかけ。
失語症の理解のための活動。
失語症のグループづくり・家族の交流など

明るく前向きな障がい者たち

戸田様をはじめ、今までお付き合いさせていただいた障がい者のみなさんは、一応に明るく前向きに生活をされておられます。
障がいを自覚、受けいるることによって、幸せを感じ堂々と歩んでおられと思いました。
時として、教えられることが多々あります。


「障がいは個性です。個性であることは素敵です。
誰かに評価されるより、自分で自分を、好きになって豊かに生きることが出来る。
こころ豊かならば、みんな同じ立場で理解しあえる。」
この戸田様のこのお考えに感動しました。
身体の不自由な方の洋服についてこちらにも詳しく解説しています

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