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田中輝彦

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田中輝彦(たなかてるひこ)

お誂え洋服たなか

コラム

秋の衣替え クリーニングは塩抜きを!

洋服のお手入れについて

2013年9月7日 / 2018年9月22日更新

秋雨前線が日本に近づいて、徐々に秋の気配が漂ってきました。

猛暑の夏の間に着ていたスーツなどを片づけて、そろそろ衣替えの準備に掛からなければなりません。
この夏、何回か手を通したスーツなどは、クリーニングに出すことになります。


この時、何の考えもなく「ドライクリーニング」に出していませんか?

そもそも、クリーニングにはドライクリーニングと水性クリーニングがあります。

あなたはドライ?or水性?

●ドライクリーニングは年間を通して乾燥している欧米で発達しました。
石油系や塩素系の溶剤で、身体に付いた皮脂など油性の汚れを落とすのに適していて、衣類の伸び縮みが生じにくく繊維に負担が掛かりません。
しかし、汗などの水溶性の汚れは落とせないため、高温多湿な日本には不向きではないでしょうか。

●水性クリーニング(水洗い)は汚れの90%はタンパク質、アンモニア、塩分で、汗や埃などの汚れをよく落とします。
しかし、縮みの変化によって繊維に負担がかかり、乾燥や衣類を元の状態に戻すための仕上げにも手間と時間がかかります。(ドライの5倍ほどの手間が掛かるとか!)

●ドライクリーニングは大きな洗濯機(ドラム)の中に溶剤を入れ、ペーパーフィルターと活性炭でろ過しながら洗っています。
当然ながら、その利用回数が多いほど溶剤はだんだんと汚れてきます。

その汚れが酷くならないうちに交換すべきところを怠ると、衣類の汚れや汗が濃縮され泥のような色になり、あの独特のにおい(脂肪酸臭)を発します。
ドライクリーニングのニオイと思っているのは、溶剤の腐敗臭なのです。

ゴワゴワのスーツ!

毎年衣替えのたびにドライクリーニングをした衣類の弾力がなくなり、ゴワゴワとなっていることを経験していませんか?

これは、ドライで落とせなかった汗の塩分やほこりなどが繊維の間に固まってしまっているためです。
そのことによって、繊維を傷め、ゴワゴワになり羊毛本来の弾力が無くなっています。
テカテカになっているのも、ドライの性と言っても過言ではないと思っています。

塩抜き

そこでお勧めしたいのが「塩抜き」
水性クリーニングとドライクリーニングの混合方式です。

昔ながらのクリーニングの職人さんは水洗いで汗や埃を溶剤使用(ドライ)で皮脂や口紅などの油性の汚れを洗い、水洗いとドライをうまく使い分けしていました。
衣類のシワなども大きなアイロンとプレス機で形を整え、仕上げをしていました。

今では、その職人さんも数少なくなって一部のクリーニング店か、大手のクリーニング店の喜久屋、白洋舎、ハッピー、ナチュラルクリーンでは取り扱っているとのことです。

料金はそれなりに高額になりますが、お気に入りのスーツをいつまでも気持ちよく着るためには、ある意味投資もやむ得ないのではないでしょうか。

● 混合方式を取り扱っていないクリーニング店でも水性(水洗い)をしているお店でクリーニングをしてみてもよいのではないでしょうか。
以外にきれいになりますよ。
但し、仕上げ、アイロン使いの上手なお店を選んでください。

スーツのお手入れについてはこちらにも解説しています
防虫対策はこちらをご覧ください
カシミヤコートのお手入れはこちらにも解説しています
上着の畳み方はこちらにも解説しています。






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