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コラム

繰下げ待機中に配偶者が死亡

老齢

2018年11月20日

妻死亡後の夫の年金(繰下げ待機中のケース)はどうなるのか


私の主人は老齢基礎年金を繰下げしており、70歳から増額された老齢基礎年金をもらうことを楽しみにしております。
老齢厚生年金は65歳からいただいておりまして、年間1,600,000円です。

私は独身時代に3年ほど勤めておりました。主人と結婚すると同時に退職。退職後は専業主婦でした。

主人は今年68歳、私は66歳です。
私は繰下げせず、65歳から老齢厚生年金と老齢基礎年金をもらっています。両方合わせて年間900,000円です。
もし私が先に死亡した場合、主人の年金はどうなるのですか?
※夫と妻との間には生計維持関係があります。

この場合、夫に、妻死亡による遺族厚生年金の受給権が発生し、夫の老齢基礎年金の繰下げはそこまでで終わります。
死亡した妻に対する未払いの年金は未支給年金として夫が受け取ることになります。
ただ、遺族厚生年金は「先充て停止」により全額支給停止になりますから、遺族厚生年金の請求をしないことが多いです。

この話を主人にしたところ、納得がいかない!と不機嫌になってしまいました。

遺族厚生年金がもらえないのに、何故、自分の老齢基礎年金は70歳まで繰下げできなくなるのか!と…。

繰下げは他年金の権利が発生した時点で増額率が固定するので、65歳まで遡って老齢基礎年金を受け取るか、増額された繰下げ支給の老齢基礎年金を受け取るか選択していただくことになるのです。

では、妻が老齢厚生年金をもらっていない場合、つまり老齢基礎年金のみの場合はどうなるでしょうか。

夫には遺族厚生年金の権利は発生しませんので、70歳まで繰下げすることができます。

つまり、たとえ妻が1か月しか厚生年金に加入したことがなくても、老齢厚生年金をもらっていた場合は、夫に遺族厚生年金の権利が発生しますから、夫はその時点で繰下げできなくなります。

遺族厚生年金をもらえるかどうかではなく、受給権が発生するのかどうかがポイントです。

夫婦共、老齢厚生年金の受給権がある場合で繰下げをご検討される時は、どちらかが死亡した場合はその時点までしか繰下げできないということを理解しておく必要がありそうですね。

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あらゆる年金のご相談は 社会保険労務士 オフィスあず まで

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