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井上博文

大学院・大学編入受験のプロ

井上博文(いのうえひろふみ) / 塾講師

京都コムニタス

コラム

志望理由書の書き方

2020年7月27日

テーマ:志望理由書の書き方

コラムカテゴリ:スクール・習い事

今更ながらベタベタなタイトルですが、7月も終わりに近づき、当塾の多くの生徒さんは、志望校が少しずつ固まってきて、そろそろ志望理由を書き始めている人が多くなってきています。何度か言ってきたことではありますが、志望理由書を書くのは難しいものです。仏教の「苦」ではありませんが、代わりがきかないところがポイントです。だから、過去の成功例としての志望理由書をそのまま写したとしても、その人のものにならなければ合格には届かないのです。そこからがスタートです。そのため、オリジナルのものを作るにはどうすれば良いか、ということを考えていかねばならないのですが、容易なことではありません。もちろん、オリジナルを作る前に基本を押さえておかねばなりません。オリジナルを作るには、相応の準備が必要です。そのために必要なことは、まず、情報収集です。できるだけたくさん、受験する予定の学校に足を運びましょう。今年は無理ですが、できるだけアクセスをとりましょう。電話かメールを入り口にしましょう。そして、先生をしっかり調べておきましょう。例えば、年齢なども大切です。定年まであと1年の場合、指導教授になってもらえない可能性もあります。あと、論文はできるだけ多く集めておきましょう。受験する学校の先生の論文については、読み込んでいて損はありません。
次に、大学院進学や編入をしようと思ったきっかけとなった出来事を言葉にしておくと有用です。その出来事を起点として、どうしても○○大学に進学をせねばならなかった、という理論武装をしっかりしておく訓練が必要です。いつも言っていますが、○○大学に行かねばならない理由が志望理由です。行きたい理由ではありませんし、好きな理由でもありません。まして、一番いい理由でもありません。これを作るのは容易ではありませんし、個人差があります。是非、早めの情報収集をしておきましょう。基本的には相手が絶賛するような志望理由などありません。よっていかに納得してくれるかがポイントになります。相手に「わかった」と言ってもらいたいところです。要するに、「それならうちの学校しかないね」と思ってもらえれば、極端な言い方ですが、それでミッションコンプリートです。納得をしてもらうには何か決定的な理由が必要です。決定的というからには、具体的である必要があります。具体的にするには情報が必要です。情報は多ければ多いほど良いと思います。情報はインターネットなどで公開されている情報とされていない生の情報と両方が必要です。できれば、生の情報を入手しましょう。まずこの生の情報を入手するところが、第一ハードルになるのです。
また志望理由は、面接における永遠のテーマです。これが聞かれない面接を探す方が難しいでしょう。繰り返しになりますし、このコラムでも何度も書きましが、志望理由とは、その学校やその分野、その資格でなければならない理由のことです。その学校でなければならない理由と言われても、それほどたくさんは作れません。母校ならまだしも、行ったことのない大学でなければならない理由は、なかなか難しいものです。それでも面接対策と言う場合、できるだけたくさんの志望理由を作っておくことが求められます。その分野でなければならない理由を作るには、まず考えなければならないことは、自分の実績です。私は常に塾生に「適正な自己分析」をするように伝えています。よく言われるのが「私は何もできない」「何もない」などですが、これまでの経験では、本当に何もない人は滅多にいません。たいていの人は何かを持っています。例えば、20年同じ部署で勤めたという人は、「ただ勤めただけ」と言うのですが、私に言わせれば立派な実績です。なかなか20年勤続することは今の時代難しいことだと思います。この20年をいかに重要な年月にするかがポイントになるのです。決して諦めず、自分が何をしてきたのかを、じっくり考えてみると、必ず大義名分がたち、良い志望理由ができると思います。特に考えて欲しいことは、これまでの経験の中で忘れられないこと、強く疑問に思ったことです。その出来事を一度文章化しておくと、様々な局面で使えますので、極力早くその作業をしておくことがおすすめです。このように志望理由を立てるには内と外をしっかり作っておくことが重要ですもちろん、我々京都コムニタスは、そのような各人の「中身」を引き出すことにかなりの時間を使っています。


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