マイベストプロ京都
井上博文

大学院・大学編入受験のプロ

井上博文(いのうえひろふみ) / 塾講師

京都コムニタス

お電話での
お問い合わせ
075-662-5033

コラム

芸能人の政治的発言の是非

2020年5月13日

テーマ:雑感

コラムカテゴリ:スクール

芸能人の政治的発言の是非について質問を受けました。
政権が検察庁法の改正をしようとしていることで、日本中が大騒ぎになっているとされます。私はもっと騒いだ方がいいと思いますが、そこは人それぞれでしょう。ただ、いくら騒いでも無視してごり押しして、都合の良い法解釈や、後付け法改正をするのは、この政権の悪癖ですので、その点はよく考慮に入れておくべきでしょう。よく政権よりの発言をする人は、「もりかけさくらなんて言っている場合じゃない。コロナ対策が何より優先」と言っていたと記憶しますが、そういった人が今「コロナ対策が優先で、この法案は今はやめるべき」と言っているのでしょうか?仮に、検察官の定年の延長がコロナ対策に優先すると言う人がいるなら、その理屈と、どの程度の検察官がそれを望んでいるかのデータを出すべきでしょう。もちろん、言うだけ無駄ですし、声が届いても今の政権は封殺します。
私の知る検察官は皆反対しています。全ての検察官が検事総長になりたいわけないやろ、と言う人もいました。そりゃそうです。早く定年して、弁護士や公証人になりたい人もたくさんいるそうです。それもそうです。コロナ対策とは国民の希求度が全く違うはずですが、どうしてもこの法案を総理大臣は通したいようです。詳しくはこの記事が事実と現実をよく伝えてくれていると思いました。

この問題について、芸能人がたくさん反対表明をしたとのことで、ネット中情報があふれていました。よく芸能人が政治的発言をしたら、炎上するなどと言われます。しかし、これは違います。今の政権よりの発言をしたり、隣の国を過剰に嫌悪する発言をする吉本芸人の何人かはたたかれていない人がいます。また、今はいろんな芸能人がテレビでも政権批判をする人もいます。誰が、芸能人は政治的発言をするな、と言っているのかは知りませんが、炎上に向かう現代における政治的発言とは、今の政権に対して異をとなえる発言が主ですが、支持率40%程度の政権ですから、炎上させる人々は、その中の一部ということになりますので、大半の意見ではありません。そのため、政権批判をする芸能人も、芸能人生を左右するほど不利益を受けにくいとの計算もあるのではないかと思われます。

そもそも「芸」というのは、時の政治や権力の理不尽を風刺することの方が多く、一般人の不満の受け皿的要素があったことは否めません。権力者に迎合する芸人というのは、私には強い違和感がありますが。その意味では政治や権力から離れていて欲しいと思う人がいるのは当然のことだろうと思います。
私個人は、芸能人が何を言ってもいいと思います。むしろ、反政権よりの声をあげてはいけないという風潮らしきものを人工的に作って、「干されるぞ」と脅し、攻撃材料にする輩の方こそ、問題があります。これだけ異様な政権ですから、単なる攻撃ではなく、多種多様な意見が出るべきであって、封鎖しようとすることはあってはならないことです。この国は政権がその急先鋒にあることが最大の問題ではありますが。
とはいえ、私自身は芸能人の発言を全く見たことはありませんし、これからも見る予定はありませんので、共感する予定もありません。炎上する方もさせる方も、させられる方も、最もやってはいけないことは、職業も含む差別的な発言、事実ではない、悪意的な嘘をついて、他人を誹謗中傷する発言(私が裁判で勝った人はこの類)です。政治的な発言などはどっちでもいい発言だろうと思います。

総理大臣が総理大臣の身を守るための検察官の定年延長をし、閣議決定をしたことを違法だと指摘されて、後付けでいいから違法ではないと位置づけられるように設定された法律は、もちろん通してはいけませんが、ただ、いくら反対を表明しても、選挙で選ばれた人たちですから、この国では、彼らが通すと言えば通ってしまいます。芸能人の方々が本当に反対なら、選挙に行って、この法案のどこが、どうおかしいのか、なぜ反対なのかを主張した上で、この法律や、あの法律やあの法律をもとに戻そう、と主張してみるのが適切だろうと思います。個人的には、芸能人に限らず、いわゆる政治的な発言をする人は、選挙に行く人であるべきだろうと思います。


****************************

公式ホームページ
大学院・大学編入受験専門塾 京都コムニタス
入塾説明会情報

公認心理師国家資格対策講座
公認心理師試験対策 全国模試
ご質問・お問い合わせはこちら

自分磨きのための仏教
龍谷ミュージアム

REBT(論理療法)を学びたい方はこちら
日本人生哲学感情心理学会の理事長を務める心理学者
日本人生哲学感情心理学会

この記事を書いたプロ

井上博文

大学院・大学編入受験のプロ

井上博文(京都コムニタス)

Share

関連するコラム