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コラム

心理的アセスメント②-生物-心理-社会モデル

公認心理師

2018年6月28日

生物-心理-社会モデル(Bio-Psycho-Social model)とは1977年にロチェスター大学の精神科医であったエンゲルが提案した精神医療のモデルです。これは現任者講習のテキストのp.177にも出てきましたし、京都コムニタスの教材も含めて、様々な教材で言及されていますので、押さえておいた方が良いトピックだろうと思います。
簡単に言うと、これはクライエントの実像を捉えるために、多角的に見ることです。その見方に生物-心理-社会というモデルを使うということです。
このモデルが主張された背景には、従来の生物−医学モデルの視点だけだと、偏りが生じ、対象者の例えば、会社で受けるストレスからくる苦痛の緩和といった、社会的背景を考慮に入れないといけないケースへの対応が難しくなったことが挙げられます。
生物的要因は、神経、細胞、遺伝子、細菌やウイルスなどが問題の要因として挙げられ、これらに対して、医師や看護師、薬剤師などのスタッフを中心に、薬物療法や手術、リハビリなど、生物医学的アプローチが行われます。
心理的要因は、認知、信念、感情、ストレス、対人関係、対処行動などが問題の要因として挙げられます。これらに対して、公認心理師や臨床心理士などの心理専門職が、心理療法やカウンセリング、心理教育を行い、対象者の認知の変容や感情コントロール、ストレスへの対処、対人関係や環境に適切に対応できるように心理学的アプローチを行います。
社会的要因は、家族や地域の人々のソーシャルネットワーク、生活環境、貧困や雇用などの経済状況、ジェンダーや人種や文化、教育などが含まれます。社会福祉士や精神保健福祉士、児童福祉士などのスタッフが、社会復帰のための訓練、入退院時の各種手続きのサポート、公的機関の紹介等の福祉サービスの提供などの社会福祉的アプローチを行います。
このモデルは、それぞれの専門職が連携や共同をしてクライエントの問題をアセスメントして、介入を行なっていくために必要なものとされます。
いかにも公認心理師として必要なモデルですので、是非勉強しておきたいところです。




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