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コラム

公認心理師試験に向けた勉強方法③

公認心理師

2018年5月12日

前回の続きです。前回は70%程度が心理学に関連すると言いましたが、細かく見ると、心理学だけの分野でないものもあります。ここが公認心理師の本領と言えますが、公認心理師は、チームというコンセプトを重視しており、心理学という観点で、様々な領域につながっていく、あるいはつないでいく役割を担うのだと思います。例えば、前回の番号でいう⑰福祉に関する心理学はそのカテゴリーと言えます。福祉の現場には、心理職だけがいるわけではなく、福祉職の人々がむしろ中心です。心理職が、福祉の現場に入っている事例としては、児童福祉分野と精神保健分野が主とされています。現任者講習のテキストにも少し触れてありましたが、これからは高齢者福祉、障害者福祉、地域福祉の分野で心理職が活躍することが期待されています。となると、この分野の法律はしっかりおさえておきたいところです。
しかし、一方で福祉の基本も押さえておきたいところです。臨床心理士が福祉の分野に入りにくい理由としては、臨床という言葉と福祉という言葉にどうしても重ならない部分があるということが挙げられます。臨床は個人、すなわち〇〇さんに対して、その人個人の問題解決を一緒にしていくことです。風邪をひいて病院に行って、保険証を出して、医師に診てもらい、薬をもらって帰ることをイメージしていただけれると、臨床は比較的簡単にイメージできます。一方、福祉は、日常的にそれに出会う人と、そうでない人がいますので、イメージしにくい人も少なくありません。福祉は、個人に対する支援という意味は、臨床よりは少なくなり、公共が決めたカテゴリー、例えば「○期高齢者」などを対象として、個人が援助するというよりは、公共が援助をするという意味合いが強くなります。また、福祉の場合は、環境調整も必要です。このあたりは、家族療法は近接になるようにも思えます。さらに、地域福祉は、心理学では最近は「コミュニティ心理学」といった言い方もありますが、対象範囲は、大きくなると市区町村、小さくても学校やその校区地域という大きなカテコリーになります。このあたりは、いずれ、公認心理師が、心理の分野と、福祉分野と、社会健康医学分野、公衆衛生などの分野をうまくつないでいく役割を期待されていると考えらます。ただし、この部分はまだ確立しているとは言えませんので、これからの分野です。公認心理師の難しい面は、このようにこれかから期待される分野も問題として扱われるところです。「統合」という意識を持って勉強をすると、うまくいくのではないかと思っています。




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