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コラム

英語の勉強は何から始めるのがいいですか?

英語の勉強方法

2018年1月15日

これまでも何度か触れて来ましたが、大学院受験や編入受験において英語は必須科目です。なぜ英語が問われるのか、という疑問もよく受けるのですが、私自身も実は明確な回答を持っていません。大学の先生方に数えきれないくらい聞きましたが、その回答は多種多様だからです。回答例としては、①英語が世界共通言語だから②昔からテストに英語があるから③自分たちがわかる外国語も英語だから④努力の度合いを測るのに英語がちょうどいいから⑤最低、英語くらいはできないといけないから・・
私のメモに残るものを大きく分けるとこんなところです。
テストの尺度は、

①英語ができる人を採る。
②英語が最低限度できれば採る。
③英語ができなければ採らない。
④他ができても英語ができなければ落とす。

こんなところですが、これらは全部尺度が異なります。
①がある意味一番わかりやすいのですが、こういった考え方だとTOEICのスコアを英語のテストの代わりにするような試験になっていく傾向が強くなります。②③④は学校独自の考え方ですので、それぞれに対応する必要がありますがたいていは長文読解のスキルが問われます。その観点から、まず身につけなければならないのは文法です。したがって、勉強を始めるときにまずすることは自分の文法力チェックです。漠然と「だいたいできる」と思わずに、具体的に現時点で何がわかっていて、何がわかっていないか、あるいはわからないことがわからないか、自分の状態を正確に確認することから始めることが大事です。
不適切なのは、この確認作業をせずに「何もできません」、「全くわかりません」と言うことです。あるいは安直に「単語力」のせいにすることです。
なんだかんだ言っても、中学と高校で6年は学んできたはずですので、ある程度の知識はあると考える方が妥当です。ではどのように確認すればよいかというと、例えば、文(S+V)が正確にわかるか、動詞の過去形と過去分詞の区別がつくか、あるいは区別をつける習慣があるか目的語が英語的にわかっているかどうか。(日本語にしたときに「〜を」「〜に」と訳すという理解だけでは不適切です)このような確認作業をまず行い、その上でどのような勉強をすればよいかを確定することが妥当です。この作業をすると「何がわからないかがわからない」状態から一歩前進します。ある程度、自分の状態が把握できたら、どこから始めればよいかがある程度は見えてきます。そうすると簡単な長文を読む練習をすれば良いのか、それとも短めの文から読めば良いのか、もう専門的な論文を読めば良いのか、もう少し文法力を身につければ良いのかがわかってきます。この時大事なことは、なんとなく「単語力がない」という言葉に逃げ込まないことです。単語力は受験に限らず、英語学習者にとって永遠のテーマです。確かに単語力はあるに越したことはありません。たくさん知っていて困ることはありません。しかし、自信を持って「私は単語力があります」と言える人など、そう滅多にはいません。それからすると、単語力に自信を持てるようになることは、受験勉強で考えた場合、まず無理と見た方が妥当でしょう。ですから単語は「目標を定めて、できるだけたくさん覚える」と割り切る方が適切です。文法がわかる。辞書があればどんな英文でも読める。という状態になれば、あとはしっかり単語を覚えれば良いと思います。単語に関して少しテクニックを言えば、「ベーシックイングリッシュ」というものがあるのですが、そこでは850語が設定されており、これらは優先的に勉強しておくと良いと言えると思います。『東大英単』も良いですが、ベーシックイングリッシュは少し系統が違っていて、幅広い意味を持つよく言えば使い勝手の良い単語に重点があります。例えばinfantは心理学でも、医療看護系でも必須単語ですが、生まれて間もない赤ちゃんから、言語獲得できている子どもまで幅広く示せます。vehicleなどもそうでしょう。輸送機関全般で宇宙船までこの単語を使えます。こういった単語の使い方を知ろうとする意識が重要なのですが、それを教えてくれます。infantが出てきて、辞書をすぐに引いて「幼児」と当ててしまうと、あたらずも遠からずの状態で読んでしまい、具体的な映像が頭の中で機能しません。英語で文法以外に重要なのは内容理解ですが、文字を映像に変換することは内容理解のスタートラインです。漠然と単語を辞書で引くよりは、単語のイメージ化の練習をしましょう。




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