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井上博文

大学院・大学編入受験のプロ

井上博文(いのうえひろふみ) / 塾講師

株式会社コムニタス

コラム

受験に向けた情報収集

2017年12月11日

テーマ:勉強方法

コラムカテゴリ:出産・子育て・教育

2月に受験を控えている人は、そろそろ本格的に情報収集をしていく必要があります。収集すべき情報は、まずは受験するであろう大学院に関する情報、研究計画で使う情報など、大きくはこの二種に分類されます。細かい点では、例えば、面接対策として、前回の問題、圧迫があったとすればその理由の分析なども必要になってきます。研究計画作成にあたって、まず身につけておきたい能力は、情報収集能力です。特に過去の研究成果をもれなく探すことは基本です。よく現場主義という言葉を聞きます。ドラマでも似たような台詞がありました。「事件は現場でおこっている」。私に言わせれば、これは当たり前のことで、なぜそんなことを殊更強調しないといけないのかの意味がわかりません。事件が会議室でおきたら、そこが現場になるわけです。だとすると、それは現場に出ていないお偉方を批判しているのでしょうが、それもあまり意味がありません。現場(現地)で情報収集することが重要であることは言うまでもありません。しかし現場に行くには、実は周囲のサポートこそが重要なのです。もうすぐ行われる箱根駅伝もそうです。決して選手だけで成り立っているわけではありません。監督をはじめ周囲のスタッフの苦労があって、初めて現場が生きるのです。ある大学では、選手選考のために、皆寝ずに会議をしているのです。ある意味選手は競技以外はすべて裏方に任せているのです。そんな選手たちが裏方に感謝の言葉を述べこそすれ、批判など聞いたことはありません。これは特別なことではなく、基本的なことです。だから現場主義という言葉も基本ができていて初めて成り立つのです。
昨日、一人、東京から当塾の説明会に来てくださいました。9月受験の敗因分析と、これからのことについての情報収集が目的でした。東京からわざわざ来られたわけですが、交通費もかなりかかり、ちょっとした投資になってしまいます。私としても、見合う情報を提供しないと申し訳がたちませんので、できる限りの情報提供をしました。私は当塾の生徒さんにも、可能な限り足を使って情報収集するように伝えています。足が使えるようになっている人と話してみていつも思うのが、様々な意味で基本ができているということです。とりあえず足を運んでも成果はない。インターネットだけでは得られない情報がある。他にもたくさんありますが、このようなことは基本中の基本です。その意味で基本ができている人が情報収集もうまくいくのです。



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