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コラム

小論文では書き手の考え方が見られます

2017年2月1日

テーマ:小論文対策

近年、大学院入試で小論文を課されることはほとんどなくなりました。その分、研究計画や志望理由書などの書類が重視されるようになりました。最近は医療看護系の入試で小論文が重視されていると考えられます。小論文をテストに出す学校の考え方は様々ありますので、一概には言えませんが、たいていの学校は真剣に読みます。小論文をかなり重視すると言う学校もあります。
それでは、小論文を受験者に書かせて何が見たいのか、という問題が生じますが、以下に大きく3つのポイントを指摘しておきます。このポイントは、単にテクニックというよりも書き手の考え方によって左右されるものですので、書き手の根本が問われるポイントとも言えます。

①読解力
これは課題文形式の時が多いのですが、正確に文章を読む能力があるか、自分の都合の良いように読まないか、歪曲して資料を読まないか、こういったところが見られます。これは、どちらかというと、書く能力よりも読む能力が問われているということです。文章は読めない人は書けないという考え方です。嘘をついて他人を誹謗中傷する人は論外です。
②表を読む能力
これも課題文形式の時に多いのですが、何らかの形で表が出されます。以前あった、大阪都構想の住民投票の結果は、調査会社からすると、珠玉のデータです。あの結果から読み取れる事実はたくさんあります。中には統計的分析をかけている評論家もいますし、とりあえず数字が物語る事実にのみ注目している人もいます。あのデータは、まだまだ味の出るデータです。また最近では自殺者が22000人くらいまで「減少」したという数字もあります。少し前まで3万人を超えていたので、それからすると減少ですが、冷静にみて22000人は異様とも言えます。このような数字のとらえ方も重要です。
③事実をまとめる能力
小論文は、簡単に言うと、一定の事実を証拠をつけて読み手に伝えることです。書き方に様々あれども、この部分は揺らぎません。そのために必要なエッセンスがたくさんあって、一般に小論文教材や小論文の授業などは、その部分をクローズアップします。何かしらの事象に注目して、それを例えば、教育の面、福祉の面、医療の面、総合面など多様な角度からその面に光を当てる練習をするのが、最も良い練習になると思います。そこにはたくさんの事実が宿っています。その事実を
丁寧に引き出してまとめる能力は、小論文には必須です。できれば、弱者の観点から見た事実なども大切です。そうすると、児童相談所の数と、虐待の数を見て、何かを変えねばならないという考え方を持つこともあろうかと思います。でも一方で、高齢者福祉のサービスが低下するという不安をもった人が多かったことも事実です。様々な事実を突きつけてみて、その上で自分の考え方を書けるようになれば、たいていの小論文は怖くありません。


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