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コラム

カミングアウトの禁止

志望理由書の書き方

2016年4月19日

社会人の方からよく相談を受けることとして、「志望理由などの書類が書けない」というものがあります。この時期、私は必修の授業を通して、自己アピールを作ることを推奨します。その際に、「できないのネジを外しておく」と言って、「できることを積み上げておく」ように言います。このコラムでも何度か触れたのですが、志望理由をたてる際に(志望理由に限りませんが)一つ意識しておかねばならないことは、「カミングアウト」の禁止です。その理由を端的に言えば、相手方が求めているのはカミングアウトではないからです。相手方が求めるのは、社会人であろうとなかろうと、入学してから伸びる人であり、最終的に成果をあげてくれる人です。
極端な例をあげると、虐待について、先端の研究をしている大学院があるとします。その大学院で虐待に関する研究がしたいと考えるのは、全く問題はありません。しかし、
「実は私、虐待をしたことがあるんです。だから、虐待の研究がしたくて、だからこの大学院に行きたいのです」
これは困ります。よくみると志望理由とは別次元の話になっています。虐待経験者が被虐待者を救う研究をしたり、あるいは同じような虐待経験者の助けになる研究ができるかどうかを考えてみた場合、可能性はかなり低くなると読み取られても仕方ないでしょう。また、壮絶な体験を面接や書類で語ったとしても、入試においてその情報が求められることはあまりありません。また、おそらくたいていの虐待研究の先生は、虐待経験はないでしょう。この場合、有効なのは、例えば、施設でのボランティア経験において、被虐待児と出会い、関わった経験であったり、情報として、見聞きしたことになります。

よくあるパターンとして、ネタがなくなってくると、自分のカミングアウトをするか、あるいは、地球、世界などの壮大なことを語り始めるか、いずれかになりがちです。どちらが多いかと言われると、やはりカミングアウトかと思います。そうならないためにも、丁寧に自分のできることを情報として積み上げておく必要があります。


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