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コラム

深く物事を考える習慣を身につける

思考方法

2015年4月4日

よく「深い」というフレーズを聞きますが、
たいていの場合、ポジティブな意味で使われます。
以前、何かのマンガで読んだセリフに
「人生は長さではありません。深さです」
といったものがありましたが、良いことを言うなあと感心した
記憶があります。
どうも「深さ」という言葉にはそれこそ深みがあって、
簡単な言葉ではありません。私の好きな教材に
「ディープな東大」シリーズがありますが、東大の入試問題は
本当にディープで素晴らしいと思っています。

大学院や編入受験をするにあたって、私たちはやはり自分の言葉に
深みをもたらす努力は必要だと思います。
それではどうすれば良いのでしょうか?
もちろん、様々な方法があると思うのですが、基本的なところで
言えば、やはり疑問の連鎖だと思います。
その場合、まずは身近なものへの観察が入り口になります。
その時の観察対象が興味のあるものになります。
人間なのか、機械なのか、動物なのか、文字なのか。
例えば、कोमुनितसुはデーヴァナーガリーという文字ですが
これを見て、何と書いてあるのだろうと疑問を持てる人は
一歩深入り出来ます。ここで心が折れると次には行けません。
ここでとりあえず発音を調べてみて、じゃあどんな意味だろう、
と考えてみたり、あるいは、「ん?何か見たことがあるかも」と
経験値の中から、類似のものを探し、比較し、例えば「梵字」に
気づき、「どうも近いぞ」ということに気づき、そして
「じゃあ両者はどんな関係があるのか」と新たな疑問に行き着き、
そうすると、「じゃあ、なんで我々日本人がこんな文字を
見たことがある?」と考え、見たことがあるお寺に行ったら、
どうもいつも空海という人が絡んでいるらしいということに
気づきます。「じゃあ空海はいつ、どうやってこの梵字と絡んで、
どうやってこの国に広めていったのか」と今度は歴史の話に
興味が湧いてきます。

一方で、「でも梵字とデーヴァナーガリーは完全に同じではない」
ということにも気づきます。「じゃあ、この国に最初に
デーヴァナーガリーが入ってきたのは、誰が、いつ持ち込んだのか」
とまた違う観点の疑問が発生します。調べてみると、現代人の
研究者が、西欧に留学して、西洋的仏教学を輸入したという
情報が入ります。そうすると、そうすると、・・・といった具合に
キリがなくなるのですが、朝から晩まで、このキリのない連鎖を
繰り広げていると、気づけば世界が広がっています。大学や
大学院はこういった思索に時間をかけられる幸せな空間ですが、
こうして、世界を広げる経験は、是非ともしておくべきなのだと
思います。広げられるだけ広げて、頭の中に「深い容器」を
作ることで、さらに良い連鎖を作ることができると考えられます。
ただし、これには時間がかかります。また、行動力も必要です。
疑問に思って、すぐに調べることがないと、なかなか次には
行けません。しかし、一度広がった世界は小さくはなりませんから
深さが理解できるまで、この作業をしていく価値は十分にあります。




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