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倉本和幸

空調設備に情熱を注ぐプロ

倉本和幸(くらもとかずゆき) / 一級管工事施工管理技士

株式会社京都設備

コラム

空調修理にも限界の句

2017年8月21日

テーマ:空調の一句

コラムカテゴリ:ビジネス

いつまでも 直ると思うな 空調機

修理前にチェックすべきこと

空調機の修理依頼を受ける場合、症状だけを伝えてこられるお客様が多く見受けられます。
その際、こちらからチェックさせていただく項目として以下のものが挙げられます。
◎メーカーはどちらですか?
◎型式はおわかりですか?
◎室内機はどういったタイプですか?
◎室外機の設置場所はどちらですか?
◎設置時期はいつ頃ですか?
なぜ、修理前にこれだけのことを押さえておかなければならないかというと・・・
修理不能の事態も想定されるからなんです。

いつまでもあるわけではない修理部品

設置年数が8年以上経過しているようなら、修理部品の在庫の有無を疑う必要があります。
いつまでも修理部品が手に入るわけではありません。
よって、同部品の供給状況を把握する業者に修理を相談されることをおすすめします。
業者に上記のことを伝えておけば、事前に適切なアドバイスを受けられるでしょう。
しかしながら、この辺りの情報に精通した業者でなければ、
「不具合箇所は特定できたものの、修理できません」なんてことになり、
点検費用が請求されるかもしれません。
あなたは、このような請求に対し、納得して支払われますか?

最終的に判断するのはあなた

弊社ではお客様へのヒヤリングを重視し、
できる限り無駄のない修理サービス対応を実施していきたいと考えています。
その対応の選択肢は、事前にお客様からお聞きした情報をもとにご提示します。
ベターな判断をアドバイスさせてはいただきますが、
修理部品が手に入らず、取替えを検討されるのもあなた!
一か八か、修理の可能性にかけてみられるのもあなた!
費用をかけてでも、点検を受けて次の手を考えられるのもあなた!
業者は、あなたのご指示に最善を尽くすのみです。

いずれにせよ、空調機の修理には限界があるわけです。
適当な時期にぜひリニューアルを!

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倉本和幸

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倉本和幸(株式会社京都設備)

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