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倉本和幸

空調設備に情熱を注ぐプロ

倉本和幸(くらもとかずゆき) / 一級管工事施工管理技士

株式会社京都設備

コラム

エアコンの冷媒ガスからわかることは

2012年2月1日 公開 / 2014年3月19日更新

テーマ:空調メンテの疑問、一答涼暖!

コラムカテゴリ:ビジネス

エアコンに使用されている冷媒ガスの種類は、
設置年数によっていろいろあります。

家庭用エアコン・店舗オフィス用エアコンであれば、
そのガスはR22、R407C、R410Aが該当してくるでしょう。

これら冷媒ガスは旧冷媒と新冷媒に区別され、
旧冷媒はR22、
新冷媒はR407C、R410Aとなります。

旧冷媒に変わり、新冷媒対応のエアコンモデルが登場し始めた時期は1998年頃。
現在では、R410Aを使用するモデルが主流となりました。
新冷媒ガスの利点は、オゾンの破壊係数がゼロということ。
新冷媒モデルの普及に伴い、旧冷媒モデルも年数とともに減少傾向にあります。

あなたのエアコンの冷媒ガスの種類は、
室外機か室内機の銘板(型式や能力が表示されている部分)を
確認してもらえればわかると思います。

旧冷媒R22は、生産が減少していっており、2020年までには全廃となります!
また、R22のエアコンモデルが15年近く経過していることは明らかです。
設置後、これだけの年数ともなれば修理部品がなくなり、
今後の維持管理が難しくなるケースも大いに考えられます。

エアコン更新を検討される判断材料のひとつとして、
これらのことをわかっておいてもらえれば、
お役に立つと思いますよ。

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