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倉本和幸

空調設備に情熱を注ぐプロ

倉本和幸(くらもとかずゆき) / 一級管工事施工管理技士

株式会社京都設備

コラム

安かろう悪かろう

2011年8月15日

テーマ:俺の熱きエア魂(コン)

コラムカテゴリ:ビジネス

空調機を購入する際、とにかく安さを基準で考えている人がいる。
でも、「安かろう悪かろう」という声をよく聞くことも事実。
安くてええもんを買おうと思えば、お客さんの知識が問われることになる。

1.機器能力の選定
2.設置方法の判断
3.設置する際に必要な架台や部材の選定
4.電源の種類・コンセント形状・ブレーカーの確認
5.電気工事の必要性の判断
6.配管の長さ・ルート・化粧方法の確認
7.建築構造上の判断(壁などに貫通が必要な場合)
8.保証・アフターサービスの対応

ルームエアコンでも、最低これだけの知識がないといけないだろう。
ハッキリ言って、素人では無理な話だ。
しかし、上記のどれかひとつでも不安に感じるものがあれば、きっと後悔することになる。

ネットや家電量販店は、お客さんからの情報を基にこれだけのことを判断していく。
「こんなやりとりで注文しても大丈夫なんやろか?」と思うケースもある。
広告に「標準工事込み」などと載っているから費用も安くすむと考える人もいるようだが、
標準工事の範囲内で対応できず、逆に高額になってしまった例も耳にする。
これもすべて、安さ優先で空調機購入を考える人の「安かろう悪かろう」パターンだ。

空調機は正直、安い買い物ではないと思う。
よって、妥協してはいけないし、納得いくものでなければならない。
設置後、長年お付き合いいただくものだから、不安や心配に感じることがあってはダメ!
その不安や心配を完全になくしたいとお考えなら、私のような専門業者にご用命頂きたい。

費用が心配なら、とことんご相談下さればいいと思うし、
高いと思われるなら止めておけばいい話だ。
設置後10年たっても、「あんたのところで買ってよかったわ」と
言ってもらえる仕事をしていきたいと私の会社では常に考えている。

安さばかり追求してしまえば、あなたの安心と満足を犠牲にすることになる。
だからこそ、「安かろう悪かろう」の空調工事はいかがなものか?


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