マイベストプロ京都
倉本和幸

空調設備に情熱を注ぐプロ

倉本和幸(くらもとかずゆき) / 一級管工事施工管理技士

株式会社京都設備

コラム

梅雨時期、一番℡の多いエアコン異常は

2011年6月1日 公開 / 2014年3月19日更新

テーマ:空調メンテの疑問、一答涼暖!

コラムカテゴリ:ビジネス

6月になる前に、早くも梅雨入り。

湿度が高くムシムシするこのシーズンから、
ドライ運転や冷房運転をかけ始められる方は多いはず。

こんな時期に、
一番電話が多くかかってくるエアコン異常の内容は、

~室内機からの水漏れ~

不快に感じると、
設定温度もついつい下げがちになってしまいます。

そうすれば室内機の中はどんどん冷やされますが、
規定量以上の排水を生む結果となり、
室内機の排水受け皿(ドレンパン)から
漏れ出てしまいます。

この原理をわかりやすく例えるなら、ビールジョッキ。
ビヤガーデンなどでジョッキに冷たいビールをいれると、
ジョッキの表面に水滴がつきますよね。
高い気温の中で出てくるビールは、
冷たいほど水滴の量もより増えるはず。
ジョッキをのせたテーブルの上が
ビチャビチャになる経験をした方も多いのでは?

設定温度を下げ室内機を冷やすことは、
キンキンに冷えたビールをいれたジョッキのようなもの。
水漏れは、ジョッキ表面の水滴がかなり多くついたために
起こる現象と思ってもらえればカンタン。

だから異常ではなく、
運転操作でクリアになることが多いんです。

注意してほしいポイントは、

◎設定温度を下げすぎないこと
◎風量を強めにすること
◎フィルターを掃除すること

もし、あなたのところで水漏れしたらぜひお試しあれ。


◆◆おこしやす!㈱京都設備のHPへ◆◆
http://www.kyoto-setsubi.co.jp/

◆◆エアコンの節電効果を上げる方法◆◆
http://saisei.mbp-japan.com/saisei40.html

この記事を書いたプロ

倉本和幸

空調設備に情熱を注ぐプロ

倉本和幸(株式会社京都設備)

Share

関連するコラム

倉本和幸プロのコンテンツ

  1. マイベストプロ TOP
  2. マイベストプロ京都
  3. 京都のビジネス
  4. 京都の設備工事
  5. 倉本和幸
  6. コラム一覧
  7. 梅雨時期、一番℡の多いエアコン異常は

© My Best Pro