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山田俊行プロのご紹介
天然素材の魅力に伝統技術とモダンさを加味、石造品全般を提案(3/3)
文化財ドックの活動などを通じ、日本の石文化の伝統を残したい
芳村石材店は享保年間の創業以来、宮内庁や大本山級の寺社から依頼されて鳥居、玉垣、五輪塔、多宝塔、永代供養墓といった伝統的な石造品を手がけ、代々、京石工「芳村茂右衛門(もえもん)」を襲名。「茂右衛門の狛犬」といえば、北野天満宮をはじめ数多く建造され、専門家からも高い評価を受けてきました。6代目は現会長の芳村茂右衛門さん。義理の息子にあたる山田俊行さんが襲名すれば7代目となります。
「私たちが手がける石造品や石建築は、代々残るものばかりです。でも時代の変化によって日本の石文化を継承すべき石工や石材産地の数が激減しています」と山田さん。「京都、岡崎、庵治を始め、各地に石製品の伝統工芸士や一級技能士がいます。私はその方たちの力を借りつつ、新しいデザイン性や機能性を加味することで、石の創作品の素晴らしさと可能性を広げ、また、施主さまには、ホンマモンの石作りの素晴らしさがお伝えできるように、微力ながらいろいろ企画し、提案をしています」
また、文化財ドックの活動では、瓦、檜皮葺き、畳、飾り金具、彩色、表装、造園などの匠とともに、日本の文化財を護り続けることの大切を伝えるイベントを、年に3回のペースで開催。10回記念には規模を広げ、有楽町マリオンで実施しました。「私は京都の石屋としてできる限り、日本の石文化の伝統を残せればと考えています」
(取材年月:2017年3月)
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