木村文俊プロのご紹介
すべての若者に、「自らが考え、行動できる」場を(1/3)

学校や会社に足りない「問い」という学び
学生の頃は誰もが不安と期待を胸に「キラキラと輝く自分の姿」を夢見て社会へと一歩踏み出すでしょう。しかし、現実と夢とのギャップを目の当たりにし、新卒者の約4割が入社3年以内に退職すると言われる昨今。「学校と企業の結びつきの弱さが、その大きな原因の一つだと問題視されながらも、この危機的状況に誰も何も対策を取ろうとしない社会がある」
そう言及した上で、社会人の一員として自らその責任を果たす思いで、この問題に向き合ったのは「向塾」理事長、木村文俊さんです。京都の中枢を縦断する地下鉄烏丸線「烏丸御池」から徒歩1分。「向塾」は、ビジネス街の中心部に位置し、「塾生に社会を身近に感じてほしい」という木村さんの思いが込められています。木村さんはいいます。「学校や会社での学びに足りないものは「問い」です。「向塾」は、塾生自身が「どう働くのか」「どう生きるのか」を考える「場所」なのです」
向塾では「みんなのプロジェクト100」と題して、塾生が社会と繫がり、社会にとって意義のあるものを作り上げていく様々な活動の場を提供しています。驚くのは、そのプロジェクトの定義づけから、塾生自身が考えるという、まさに向塾独自のスタイルです。
「定義づけを自分自身で考えると、そこには自分自身の生き方や哲学が必ず入ってきます。同じことをするにしても、他人に定義づけをされたことと、自分で定義づけをしたことでは、そのあとの行動に違いが表れてくるのです」。そんな木村さんの「向塾」開業前の職業は、学習塾の塾長。当時のエピソードより、「向塾」誕生の原点が見えてきました。
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