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木村文俊

自らが考え、行動ができる人材を育てるプロ

木村文俊(きむらふみとし)

向塾

コラム

~3年が経つ~

2014年3月11日

2月末「若者と考えるこれからの日本」というシンポジウムに参加しました。その中で衆議院議員小泉進次郎さんの基調講演「3・11世代と日本の将来」でのこと。

進次郎さんが出会って今でも交流のある女の子の話。

女の子は津波にあったが、気づくと瓦礫の上で助かっていました。
その子のお母さんは、見るに耐えない姿で瓦礫に埋もれていた。
しかし、そのまま同じ場所に居るとまた津波が来て自分の命もなくなる。

お母さんの「行かないで」と声がする。
そのまま同じ場所に居て命を落とすのか。
お母さんをその場に置いて泳いで避難所まで行くのか。
そこで究極の選択を迫られた。
その彼女は自らの命、力を振り絞って避難所まで辿りついた。

年月が経ち、その女の子はスイスに留学。
その後、進次郎さんと再開した時、国際機関で働きたいと思っていると思いを口にしたそうです。
その理由は、世界にはもっと酷いところがあると知ったから。
究極の選択を超えるもっと酷いことは想像がつきません。

これからの日本を皆さんと一緒に僕も考え続けていきます。

もう1つ別の話で、進次郎さんが三者面談時のことも話されました。
三者とは担任の先生、進次郎さん、そして元首相小泉純一郎さんです。

担任の先生が、お父さん純一郎さんに「進次郎くんにはもっとリーダーシップを取ってもらいたいです。」と言ったそうです。
進次郎さんは、そんなことはしたくないと心で思いながら、父親の言葉に耳を傾けていたと話されていました。
お父さんは「進次郎は今のままでいいと思う。政治家の息子で目立つから、やりたくないと思うのでしょう。」と・・・。

お父さんは忙しく、あまり時間がないのに見ていてくれている。
自分が思っていることを言ってくれた。

このようにその時を回顧されていました。

そして、そこで自信も出てきたと。

教育とはそういうことだと思います。
安心感から生まれる自信は、ものすごく大きな自信になっています。

また、こんなことも・・・。
進次郎さんは3年間アメリカに留学されています。
これは、お父さんから「日本のことを知ろうと思ったら、日本にいては分からない」と言われたからだそうです。

これは国を考えるときも、社会を考えるときも、自分自身を考えるときも全て同じことだろうと思います。

いかに客観視できるか、俯瞰してみるか、そして自問自答できるか。自分を知るために外側から自分に目を向けることが必要になってきます。

自分に向かい合い、相手と向かい合い、共に未来へ向かう。

向塾の「向」に込めた意味そのままです。

3月11日になりました。
皆さんと心を一つにして、いい社会を創るお手伝いをしていきたいと思います。

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