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木村文俊

自らが考え、行動ができる人材を育てるプロ

木村文俊(きむらふみとし)

向塾

コラム

~出会いに学び~

2011年12月19日 / 2014年7月3日更新

昨日、一昨日とある農村に行ってきた。
そこには点在する農家と田畑、そして山や川、澄んだ空気があった。

そこに住む年配の方々と食事や談笑。
ここで農業を営んでいる家が多いようだった。

農業に対する思いをそれぞれ聴いていると、
一人ひとり農業にこだわりを持っている。
それは、作り方に一番よく表れているのではないだろうか。
土の作り方や栽培方法、肥料など多岐にわたる。
それぞれにより良いものをと挑戦し続けている証だと思う。

街に住む人々もこの「こだわり」を持つことが幸せに近づくのだ。
このように感じたことに理由がある。





僕たちは12月という遅い時期、慣れない手つきで耕うん機を使い、田を耕していた。
時間が経つと、こちらに向かって一人のおじいさんが出てこられた。
田んぼの持ち主であるおじいさんだ。

そのおじいさんが、こんなことを言っていた。
田んぼを見て「嬉しいな」と。
おじいさん本人は、身体の具合が良くなく、農作業は出来ないようだった。
自分の田んぼが生きているようで喜んでくれたのだろうか。
そんな気がした。

そして、話の終わりには、「作ることは楽しい」と言っていた。

人を育てることそのものが、無意識に表れた言葉。
農作業を請け負った人に考えることを許してくれ、楽しさを分けてくれたのだろう。
やり方を押し付けられては、楽しみがない。
「こだわり」を持ち、自分流に仕上げていく方へ導いている。

おじいさんは立派な教育者でもあった。

言葉を聴いた僕自身がワクワクさせられたのだから。


しかし、このワクワク感とは別に、この集落にも社会的、経済的問題が影を落としているはずで、見逃すことも出来ないのも事実でもある。

おじいさんは、そのような問題は少しも見せず喜んでくれていた。

友人が築いてくれた信頼関係と、おじいさんの器の大きさだ。

初めての出会いに学ぶことは多い。



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