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小泉達治

京都の街に貢献するデザインのプロ

小泉達治(こいずみたつじ)

有限会社コイズミデザインファクトリー

コラム

ブランディングが得意な事務所の見分け方

ブランディング

2017年10月11日 / 2018年6月6日更新

そもそもブランディングとは?

「ブランディング」という言葉を耳にすることが増えました。デザイン会社や広告代理店がこぞってこの言葉を売り文句に営業を仕掛けているのはご承知の通りです。
ではそもそも「ブランディング」とはどういうことなのでしょうか?
辞書的には、ブランドに対する共感や信頼などを通じて価値感を高めていき、ブランドとして認知されていないものをブランドとして育て上げ、構成要素を強化し、活性化していくということです。
ただ、ブランドというのは単に高級消費財に限らず、商品やサービス、また企業や団体、人物、建造物や行事など、あらゆるものが含まれます。
簡単に言えば「そのもののブランド力を高めて有名にする」という風にご理解いただければいいでしょう。

「CI」や「VI」とは違います

「ブランディング」という考え方が広まる前の1980年代〜1990年代前半(特にバブル期)には、企業のコーポレート・アイデンティティ(CI)、ブランドのブランド・アイデンティティー(BI)、店などのショップ・アイデンティティー(SI)という考え方が流行しました。バブル崩壊とともにその流れは影を潜めましたが、ビジネスの中でざっくりと「販売促進」という考え方でくくられていたものが、もっと重要なものとしてスポットを当てられた動きであるといえるでしょう。ただ、CI、BI、SIにおいてはロゴ・シンボルなどの「ビジュアルデザイン」の実行に留まることがほとんどでしたが、現在の「ブランディング」とはもっとものの本質からなる価値を「ブランド」として注目しようという点が「CI」や「VI」とは大きくちがっています。

ブランディングはグラフィックデザインだけで完結しない

単なるロゴデザインやパッケージデザイン、WEBデザインだけではブランディングしたと言えません。前述のように「ブランディング」とは商品やサービスの本質自体が最も重要なわけですから、上部だけのグラフィックデザインだけでは不十分どころか本質が置き去りにされた芯のないものになってしまいます。商品やサービスの本質から考え方を共有し、実際にエンドユーザーの手に届くまでのすべての段階に関わってくるのが「ブランディング」の考え方です。

ではどんな事務所に依頼するのがよいのか

最も簡単な判別の仕方は、そのデザイン会社自身がちゃんとブランディングできているかどうかを見ればいいのです。仕事で「ブランディング」を請け負うくらいですから自社のブランディングはまず手をつけるはずです。自分たちの仕事を確保するためにデザインというものをどう考え、どう実践しているかをちゃんとわかりやすく公表しているはずです。今までの実績も豊富に有し、様々な手法で自分達の能力を知ってもらおうとしているはずです。最も重要なことはそのデザイン会社のデザインに対する考え方がちゃんと現れていることと、自分たちのデザインに自信を持っていることです。
さらに実績が限られた分野に偏っていないことです。なぜなら「ブランディング」には様々な仕事のジャンルが関わりますので「グラフィックデザインしかできない」とか「WEBは得意だけど他はちょっと」などといっているところには無理です。もちろん別にそういう会社がデザイン会社としてだめなわけではなく、「ブランディング」には向いていないというだけのことであり、グラフィックデザインやWEBの仕事では素晴らしいものをあげていることもあり得ます。ただ、ブランディングには広い分野のデザイン力と経験が必要ですので、そういう条件を満たしたところでないと「VI」の域を出ないことになってしまいます。

「広い分野をカバーし、経験が豊富で、自社のブランディングもしっかりとできているところ」

今回の課題の答えは明確です。

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