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小泉達治

京都の街に貢献するデザインのプロ

小泉達治(こいずみたつじ)

有限会社コイズミデザインファクトリー

コラム

デザインによる街の活性化について

小泉のデザインに関する考え方

2016年3月8日 / 2018年6月6日更新



取り残される商店街

先日北陸のある街で街の活性化と言うことについてつくづく考えさせたれることがありました。
その街は北陸・富山県の高岡という街です。息子が下宿していることもあり、何度か訪れる機会がありましたが、今回改めて「街の活性化」ということについて考えさせられました。

高岡の場合、従来のJR高岡駅から最近開通した北陸新幹線の新高岡駅まではそこそこ距離があります。その間をバスと城端線で連絡するという形を取っています。この新高岡という駅は全く何もない農地の真ん中に出来たような駅ですが、数年前にイオンの大型店舗がオープンし、それを弾き金にロードサイド型店舗が一気にこのあたりの風景を変えました。
それとほぼ同時に旧来のJR高岡駅も周辺の古いビルを含め一気にリニューアルしました。以前は怖くて夜には通ることができないようなゴーストタウン的地下街や廃墟と化した雑居ビルが駅前に存在しましたが、それもほとんどがリニューアルし、万葉線の乗り場も新しくなりました。

ところが、肝心の駅前商店街は相変わらず閑古鳥が鳴いています。日曜の昼というのにこのような有様です。シャッター街というのはまさにこのことです。




やる気が感じられない

新幹線が開通し、活気づいているはずの北陸で、歴史もあり、そこそこ観光地もあり、地場の産業もしっかり根付いている、魚もおいしい、そんな街でもこのような感じです。
おそらく行政やJRは今回の新幹線開通や駅前再開発において莫大な費用をかけているはずですし、イオンやロードサイドのショップもかなりのリスクを背負いながらビジネスを展開しています。そういう周りの状況からはひっそりと取り残されたかのような駅前商店街をみて、改めて街の活性化というものの難しさを感じました。
もちろん私はその商店街の内情に詳しいわけでも高岡という街の状況に明るいわけでもありません。
ただ一つ感じさせられることはその商店会自身の「やる気」です。
商店会のほんの一部には頑張って自分たちの手で活性化させようという取組も見られますが、古くからこの商店街で商売をしてそうな店ほどまったく「やる気」が感じられません。

私はもっと規模は小さいですが、街の活性化についてのプロジェクトにいくつかかかわらせていただきました。ここ高岡の場合は他の街に比べまだかなり恵まれている方だと思います。おそらくこれ以上行政もお金を使ってはくれないでしょうし、当然のことながら高岡だけが劇的に景気が上向いて街が活性化してゆくワケもありません。

活性化のために必要なことは

では街の活性化を成功させるためには何が必要なのでしょう。
それはやはりその場所で商売を営む当事者自身の努力です。行政や大手企業の力を借りることも必要ですが、何よりも必要なのは当事者自身の切羽詰まった危機感とそれをたたきつぶすくらい強靱なやる気が最も大切です。せっかく助成金や行政のバックアップがあってもその瞬間だけ活性化が起きることはありますが、継続する着実な成長がなければ結局お金の無駄遣いで終わってしまいます。

活性化できない街や商店街の典型的な例
●主要なポストの人物が「ITに弱い」と開き直ってしまう。
●昔のよかった事例ばかりを挙げ、今の市場を見ていない。
●高齢者が多いからと何かと人任せ
●自分たちの成長戦略に多少なりともリスクを持つことが必要であることに抵抗する
●同じ人物が長年主要なポジションに鎮座し、若い世代の意見や新しく加わった人の意見が反映されない。
●何となく先代から引き継いだ商売を何となく続けている。

ざっとあげればかんなところでしょうか。

街を活性化する、それにはまず人を活性化させる必要がありそうです。
その場所に住む人々の活性化・・・・・、まずはそこからの出発です。

コイズミデザインファクトリーでは街の大小にかかわらず、活性化に向けたお手伝いをさせていただきます。まずはご相談ください。
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