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小泉達治

京都の街に貢献するデザインのプロ

小泉達治(こいずみたつじ)

有限会社コイズミデザインファクトリー

コラム

会社や商店のロゴ・マーク その重要性とは

小泉のデザインに関する考え方

2015年8月11日 / 2015年10月13日更新

皆さんの会社にはロゴマークがありますか?
と、聞かれて自信を持って「あります」と答えらる企業が意外と少ないものです。
一応はあっても、それが「いつ」「誰が」「どういう意味合いで」つくったかを答えられないことも多いです。大企業でそんなことはまずありませんが、中小企業や商店の場合、ロゴ・マークが「何となくこれかな・・・・」、くらいのところがまだまだあります。

ロゴ・マークはなぜ必要か

今更ではありますが、そもそもロゴ・マークはなぜ必要なのでしょう。
それはロゴ・マークというものが企業や商店の顔そのものであり、その企業の第一印象を決める最も初期段階のものだからです。
初対面の人に名刺やHPを見せたときに、ちゃんとしたロゴ・マークが無いだけでその会社や商店のレベルを計られるだけでなく、ビジネスにはいる前から不安感をもたれてしまう可能性すらあります。企業や商店の第一印象、それを決定する大きな要因がロゴ・マークであることはもはや常識です。

ロゴ・マークの重要性は最近始まったことではない

ロゴ・マークが大切だという考え方は最近始まったことではありません。この考え方は資本主義社会が成熟しだした頃からのものだと考えられます。それが証拠に創業何百年というような老舗には必ずロゴ・マークが存在します。老舗の和菓子店、呉服商など例はいくらでも思いつきます。ロゴ・マークのない老舗を探す方がむずかしいくらいです。つまり、ビジネスを長く継続するためにロゴ・マークが必修だという考え方は、古くから常識となっているのです。

ロゴ・マークをつくるにはどうすればよいか

まず、大きな分かれ目になるのはロゴマークを作る心構えです。自分のビジネスにロゴマークがどれほど重要かという考え方の違いを自分自身で確認することから始めてください。
先にも述べましたが、ロゴマークというものがビジネスにおいて大きな意味を持っていると考えるか、それともとりあえず必要だから何かかっこいいものがあればいいという程度に考えるか、この違いはかなり大きなものがあります。
ではなぜそんなことを自分自身で確認する必要があるのでしょう。
それは、その考え方の違いによって発注するデザイナーが違ってくるからです。

どこへ発注すればよいか

ではどんなデザイナーに発注すればいいのでしょう。前述の前者と後者では明らかに発注先が違ってきます。発注側の意識によってデザイナーが変わってくるのです。それはすなわちデザインの質にも影響があるということです。

とりあえず必要だという考え方の場合

ではまず、後者の「とりあえず必要だから・・・・」という考え方の場合です。
おそらくこういう考え方の場合は少しでもコストをかけたくない、という意識が強いはずです。もちろん誰でも無駄なお金をかけたいわけではありませんので少しでも出費を抑えたいのは重々理解できます。
こういう場合に発注する手段として考えられるのはネットによる「○○○○円均一でデザインを○○種類提案します!!」的なものです。ただ、世の中そんなにおいしいお話は転がっていないのと一緒で、こんなに安く、簡単に良いデザインのものができあがるとは思えません。こういった業者の場合、ただ同然でコンペ形式のように数多くのデザインを集め、それをクライアントに提示します。そして決定したものをデザインしたデザイナーに対し、報酬を払うという仕組みです。一見理に叶ったコンペ代行のように思いますが、よく考えてみてください。デザイン能力が高く、仕事に困らないデザイナーはそんなただ働きかもしれないような仕事に手を出しません。そんな危険を冒しても莫大なデザイン料が入るならともかく、通ったところで他と変わらないか、もしくはまだ低いギャランティーの仕事をするわけがないのです。
もう一つは、同時に必要となる印刷物と一緒にその印刷会社についでにやってもらうという方法です。
そうすればデザイン代もひっくるめて発注しますのでコストを下げることができると考えがちです。
本来印刷会社は印刷機を回してなんぼのビジネスですから、本当のことをいうと面倒くさいデザインや企画をするより印刷だけをどんどん発注してもらうのがいいのです。ただ、最近それではなかなか印刷物の発注がもらえないので、企画やデザインからやらせていただきます、というのが当たり前になってしまい、内部にデザイナーを雇ったり、安く外注を使おうとするのです。ただ、デザイン料を別途請求する時の金額を見ると決して安いものではない場合が多いです。特に大手の印刷会社の場合、そういったデザイン料に対する料金形態もしっかりしていますので、「ついでだから安い」ということはありません。小規模の印刷会社の場合はひっくるめて格安でデザインする場合がありますが、その場合多くは外注デザイナーを安くたたいたり、社内のデザイナーに無理を言ってついでにやらせる場合がほとんどです。

自分の人生をかけたビジネスだからちゃんとしたロゴが欲しい場合

これに対する答えは明確です。いいデザイナーに適正な料金を払って発注することです。
ではまず、適正な料金とはいったいいくらなのでしょうか。これは非常に難しい問題ですが、一般的にビジネス規模に比例します。つまり小さな店舗の場合数万円程度ですが、そこそこの会社になったり、売り上げ規模がある程度大きな会社の場合などはそれなりに十数万から数十万に跳ね上がります。さらに大企業や有名ブランドになれば数百万円ということもあるでしょう。心配な場合は事前に見積もりを取ればいいのです。
ではいいデザイナーというのはどういうデザイナーでしょう。
これも非常に難しい問題です。もともとデザインというもの自体が好き嫌いで評価が大きく分かれるものですから、なかなか判断できるものではないでしょう。自分の感性でこっちの方が好きだと決めてしまう方法もありますが、それはあまりお奨めしません。失礼な言い方になりますが、発注側はデザインのプロではないからです。どこまで行ってもそれは担当者の好き嫌いでしか判断できませんから、そのデザインが本当によいかどうかはわからないのです。
ではどうすればそのデザイナーがいいデザイナーかどうかわかるのでしょう・・・・。
それは実績を見れば一目瞭然です。豊富な実績を持ち、それなりの企業やブランドのロゴをデザインしたという実績は大変重要です。そのデザイナーの作例がどれを見ても同じようなデザインだったり、同じ関連企業のものばかりである場合は要注意です。

人生をかけたビジネスのためにも信頼できるデザイナーに

人生をかけた大切なビジネス。その看板とも言えるロゴデザインはやはりおざなりにせず、信頼の置けるデザイナーにしっかりと相談し、納得のいく物を手に入れてください。せっかくのビジネスがとんでもないロゴデザインのためにマイナスイメージを持たれては意味がないどころか、ビジネス自体の失敗を招きかねません。

ロゴデザイン、貴方のビジネス成功のためにしっかりと検討してみてください。

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