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小泉達治

京都の街に貢献するデザインのプロ

小泉達治(こいずみたつじ)

有限会社コイズミデザインファクトリー

コラム

デザイナーになるには 5

2 どこで教育を受けたかではなく、どれだけ中身の濃い勉強をしたか

では、どこの学校でどの専攻を選べばいいのでしょうか?
一般的な高校の場合、美大に進学する生徒は極まれですから、美術の先生くらいしか情報を持っている教師はいません。ただ、高校の美術科の教師はだいたいが洋画や日本画、彫刻などの出身者が多く、デザイン科を卒業していることはまれなので、的確な情報が得られると言い難いのが実情です。

私の考え方は、学校は正直どこでも良いと思います。できるだけ自由に自分がしたい勉強を精一杯できる設備と環境があれば後は通学の楽なところか、学費の安いところを選べばいいと思います。
ただ、設備のしっかりした学校は当然学費が高いので、そのあたりは頭の痛いところですが、どうしてもデザイナーになりたいのなら、親に頼み込むか、もしくは猛烈にアルバイトで稼げばいいのです。
(ただ、できればアルバイトをする時間があれば少しでも作品を作る時間に充てる方が良いのですが。)

なぜ、学校はどこでも良いのか。
理由は明確です。
美大では講義の時間と実習の時間がありますが、講義はともかく、実習では何一つ教えてくれません。
出された課題をこなし、それに対して批評をされるだけです。
こうして、こうすればこんなデザインができます、などと懇切丁寧に教えてくれる学校はどこにもありません。
ですから学校なんてどこでも良いのです。自分が作品をつくるにあたって集中できる環境とそれを具現化するための設備があればいいのです。
デザイン論や色彩学は自分で図書館で勉強するのです。
少しでも空いた時間は先人のデザインを見たり、関連する書籍を片っ端から目を通し、卒業するまでにその学校の図書館にある本は全部目を通すくらいに見るのです。

そうすれば気づくと自分が周りの学生より頭1つ抜きん出ていることに気づくはずです。
学祭時代は何よりその状況をつくることが大事です。
ですから、入学することが難しい大学(センター試験で高得点が必要なところやただ単に伝統を振りかざすような学校)は積極的にパスし、比較的楽には入れる学校を選べばいいのです。
そうすれば高校3年間の過ごし方もきっと変わってくるはずです。

良いデザイナーになるにはこの高校3年間を同過ごすかということも大きな意味を持つということが後々必ずわかるときが来るはずですから。

結論:学校はどこでもよい。設備と環境が第一条件。

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