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小泉達治

京都の街に貢献するデザインのプロ

小泉達治(こいずみたつじ)

有限会社コイズミデザインファクトリー

コラム

京田辺シュタイナー学校 バザー

コイズミデザインファクトリーの近況

2013年10月24日 / 2014年7月3日更新




初めての高校生インターン生は京田辺シュタイナー学校というあまりなじみのない学校から来てくれました。
あまり聞き覚えのない学校でしたので当初正直不安もあったのですが、いろいろと調べていると日本の一般的な小中高校とはかなり違う教育理念を持った学校であるということがわかりました。

シュタイナー教育が目指すもの 「自由への教育」


喜びを持って生きること
自ら考え、自分の行動に責任をもち、社会の力となっていける人
自分らしく、生き生きと世界に関わっていける人

私たちは、子どもがそのように育っていくことを願っています。

生まれたばかりの子どもは、母親の胸に抱かれ、世界との一体感の中にまどろんでいます。
やがて自分の足で立ち上がり、少しずつ世界を広げていきます。
子どもたちにとって、学校の授業もまた世界と出会う場です。

シュタイナー教育では子どもの成長段階に応じて、子どもの世界を広げながら、その時期に必要なものを育てていきます。

シュタイナーは、子どもの成長をほぼ7年ごとに捉えました。

0歳から7歳までの子どもは『世界は善である』という信頼と喜びに満ち、周囲の大人を内的、外的に模倣しています。
日々のリズムや季節の巡りがつくりだす安定した環境は、子どもの強い意志を育てます。乳歯が永久歯に生え変わるころに、学びの基となる内的な準備が整い、子どもは学校へ通い始めます。

7歳から14歳頃の児童期には、美しいもの、調和のとれたものに強く心を引きつけられます。
絵画や音楽などの芸術に触れ、感動と共に様々な学びを深めることを通して『世界は美しい』という感情が生まれます。その中で、世界への愛と責任を担う基が育ちます。

14歳以降の青年期には、それまでゆっくりと育まれた強い意志、豊かな感情が、青年期になって生き生きとした真の思考へとメタモルフォーゼ(変容)していきます。
彼らは『世界は真である』ことを求め、自分自身を見つけ、自分の歩む道を選び取り、12年間の学校生活に別れを告げて社会へと巣立って行くのです。

自分の欲や利害を超え、本当に大切なこと、自分の成すべきことを選択し、実行していける人間をシュタイナーは『真に自由な人間』と呼びました。

シュタイナー教育が「自由への教育」と呼ばれるのはそのためです。 (HPより)

このような理念のもと教育を受けた生徒がデザイナーになりたいと思い、うちの事務所をインターン先に選んでくれました。

その生徒が今回催されたバザーでなんとラーメン屋を出店するというので、あいにくの天候のなか見に行ってきました。
ラーメンが美味しかったことと共にこの学校の理念に基づいた様々な展示やバザーを見学して、正直カルチャーショックを受けました。
自分たちのペースでしっかりと生きているように思えた子供たちを見ていると、今更この年になって人間の生き方の多様さとか価値観の違いをつくづくと感じました。

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