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小泉達治

京都の街に貢献するデザインのプロ

小泉達治(こいずみたつじ)

有限会社コイズミデザインファクトリー

コラム

就活シーズンまっただ中

デザイン業界では、他の業界に比べ一般的に就活のシーズンが遅めです。
最近でこそ多少はやくはなっていますが、それでもほとんどの学生が本格的に動き出すのは4回生になってから。私の頃(約30年前ですが・・・)などは、ほとんどの学生が最終学年の年明けから動き出すという感じでした。
時に男性の場合は、学生の絶対数が少ない上に求人自体は男性の方が多かったので(現在は男女別に求人することはできません。)、特に景気のよい状況ではなかったにもかかわらず、よりどりみどりという感じでした。

その点最近の学生諸君はなかなか大変そうですが、何を隠そう私の長男も現在4回生。
幸いに東京の写真素他事をに就職が決まっていますので、一安心といったところですが、うちの事務所にアルバイトに来ている学生たちの中には、まだきまっていない子もいるようです。

うちの息子も含め、事務所に関わりのある学生たちは東京に就職するパターンが多く、若いのになかなかやる気のある学生が多いなあと感心しています。

デザイン業界では、新卒社員の定着率の悪さが問題視されていますが、これには様々な原因があるようです。

学生側の問題と企業側の問題。
もちろんケースバイケースですが、私の聞く範囲では、どうも企業側に問題がある場合が多いように思います。
依然として改善されない労働条件、企業側の受け入れ体制、希薄な人材を育てる意識、曖昧な企業内デザイナーの定義。
おおむねこのようなことが原因である場合がほとんどです。
もちろん中には学生側の意識不足や辛抱強さの欠如と言うこともありますが、定着率の悪い会社はいつまで経っても悪いし、定着率のいいところはだいたいいつもそうだという状況を鑑みると、やはり企業側の問題が多いといえそうです。

そういった状況を生んでしまうのは、やはり会社の管理側とデザイナー側の人間の種類の違いや考え方の方向性によるところが大きいのかもしれませんが、それとて思い違いや会社の慣例によるところが大きいといえるでしょう。

デザイナーの査定のしかた、デザイナーの業務の中での位置づけや役割、デザインというもの自体の社内での価値観、そういったものの違いが不協和を生み、どちらかというと社内で立場の弱いデザイナーの方がやめていってしまうというパターンがほとんどです。

こういった状況は、バブル崩壊以降かれこれ20年も続いています。
つまりこういう状況が恒常化しているといえるのです。
企業側にも原因がある場合が多いとはいえ、デザイナーの方もこの状況を変えていくことを考える必要がありそうですが、主だった組合や行政側の協力も期待できない状況の中で、ますます取り巻く環境は悪くなっているように思います。

私も含めてデザイナー諸君、さてさてどうしたものでしょうか。

コイズミデザインファクトリーのオフィシャルホームページ
http://www.koizumi-design-factory.com

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