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小泉達治

京都の街に貢献するデザインのプロ

小泉達治(こいずみたつじ)

有限会社コイズミデザインファクトリー

コラム

自然減を食い止めよう

ブランディング

2012年4月9日 / 2018年4月25日更新

私は自分の事務所を持って24年目になりますが、このくらいの時間がたって年齢も50前になってくると、周りの友人たちも創業15年とか20年とかいうことがよく聞かれます。
そのくらいの年月がたつと社会情勢やトレンド、家族構成などが大きく変わってきますので、創業当時のやり方では徐々にじり貧になってくるものです。

たとえば、私の中学時代の後輩が経営する焼き肉店では、開店当初店主の友人やご近所の方がたくさん来店され、連日盛況の日が続いていました。しかし15年もたってくると友人の家族も子供たちが大きくなり、親と一緒に焼き肉というのも減ってきます。おまけに友人自身も中年になってきましたので、若い頃のようにがっつり焼き肉を食べるということが少なくなってしまいます。
そこへ狂牛病やユッケの問題で、彼の店自身には何の問題もないのに客足が遠のくような社会的逆境も襲ってきます。
これらの要因は彼自身がいくらまじめにがんばって商いを続けていても、避けることができない「自然減」といえます。
彼自身には何の責任もないので改善策もなく、ただ、じっとまじめに商いを続けるしかなかったのです。
だからといってそのままではどんどんお店がじり貧になっていきます。

その流れを食い止める方法を考えないと商いの拡大はあり得ません。
15年もたった今、新たな借金でもして別のところに支店を出すというのも方法かもしれませんが、50を前にした彼にはあまりにもリスクが大きすぎます。

それよりももっとシンプルにその自然減によるじり貧から逃れる方法を考えましょう。
もっとシンプルに自然に減った分を上回る程度の新しいお客様を増やせばいいのです。
新しいお客様を増やす方法をスタートすることが大切なのです。

せっかく現代のデジタル社会のインフラがあるのですから、それをフルに活用したり、あえて従来通りのアナログな方法も講じたり、様々な方法をスタートさせて少しでも商いを活性化させるのです。

そういうことを3年、5年と続けてゆくことが大切なのです。
そうすればきっと5年後には、少し何か光が見えてくるはずです。
きっと商いを長年続けるというのはそういうことを持続させることなのでしょう。
そういう「上積みの手立て」、簡単に言えば新規開拓ということは、何も名刺や案内状を配って歩くことだけではなく、常に社会のインフラを有効に使う手立てを見つけることなのです。

100年前の商いには100年前なりの、50年前には50年前なりの方法論があったように、現在の商いには現在なりの方法論がきっと見つかるはずです。

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