粗利1000%増を目指すことは強欲か?

風間裕継

風間裕継

高収益体質
初めは私も、「粗利1000%増を目指すなんて強欲なのでは?」と感じていました。
しかし、実際に取り組んでいく中でこう考えるようになったのです。

がむしゃらに無理を重ねたり、
無茶をしたりして目指すのであれば、それは強欲かもしれません。
ですが、自分自身が物心両面で豊かになり、従業員を優遇し、社会に貢献しながら、
お客様に喜んでいただき、満足や「成幸」を提供する──そんな目標を粗利額に集
約し、焦点を当てることは、強欲どころか「賢明な目標設定」ではないか、と。

例えば、個客満足度を測る明確な尺度はあるでしょうか?
粗利額は付加価値額にほぼ近いため、顧客満足度を的確に測る指標となり得ます。
そう、粗利額を上げることは、すなわち顧客満足度を上げることなのです。
また、新しい顧客を創造することなのです。

人材確保についても同様です。求職者や従業員に、粗利増額に応じた優遇策を提示
するだけで、どのような効果が得られるかお分かりでしょう。

企業革新は、多くを一度に変えようとすると続きません。一つだけ変えればいいの
です。一つの変化が、多くの改善を自然と引き起こしていきます。

私はこれを「ワンパーパス・マルチエフェクト」と呼んでいます。

そして、「粗利1000%増」という目標こそ、このワンパーパスにふさわしいのです。
経営者が勇気を持ってこの目標を社内で公表すれば、それだけでインパクトが生まれ
ます。
その瞬間、経営者自身の意志が変わり、従業員の意識(意志気)も変わっていきます。

今では私は、企業変革を目指すなら、粗利1000%増を掲げるのがシンプルでスマート
だと確信しています。

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風間裕継
専門家

風間裕継(経営危機専門コンサルタント)

「想いの経営」京都研究座会

揺籃期・低迷期・後退期等にある企業経営者の「本当の想い」を粗利1000%増を目標とすることで引き出し、それを曼荼羅式PDCAシート(A4一枚)で経営展開させていく営為を随時にナビゲーションしています。

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