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四宮燦成(しのみやさんせい)

株式会社いとぐち不動産

コラム

京都市 空き地、空き家の早期診断

相続対策

2014年3月23日 / 2015年8月24日更新

京都市の「空き家条例」が平成26年4月1日から施行されます。




全国的に空き家が増え問題になっていますが、平成20年住宅・土地統計調査によると、京都市の空き家数は約11万戸、割合は住宅総数約78万戸の14.1%を占めており(概ね7軒に1軒が空き家)で、その数,割合とも増加しています。

空き家が増えると、不審者が勝手に空き家に住みついたり、地震の際に倒壊したりするなど、防犯、防災の面から地域の不安、危険要因となり、良好な町並みの景観が損なわれます。
また、コミュニティの維持が困難となるなど、地域の生活環境に悪影響を及ぼす可能性があります。

そこで京都市は、「京都市空き家の活用、適正管理等に関する条例を設け、所有者、管理者に対して適正管理の義務を課すとともに、その義務を怠り、空き家が<管理不全状態>となった場合には、段階に応じて市長が改善のための指導、勧告、命令等を行います。

管理不全状態とは
①空き家の倒壊、崩壊もしくは建築材料の脱落若しくは飛散又は空き家の敷地内に存する樹木の倒伏により、人の生命、身体又は財産に危害を及ぼし、又は及ぼす恐れのある状態
②空き家及びその敷地に容易に侵入することができる状態、その他地域の防犯上支障が生じている状態
③空き家の敷地内に存する樹木又は雑草の繁茂、倒木などにより、地域の生活環境の保全上支障が生じ、又は生じるおそれがある状態
④空き家の外観を構成する部分の汚損、腐食、剥離又は破損により、地域の良好な景観に悪影響を及ぼしている状態(条例文より)

上記のとおり、今まで管理が行き届かず放置状態の建物も所有者・管理者に適正管理義務が生じます。

従わない場合は、「行政代執行」により代執行にかかった費用は、義務者が負うことになります。




事務所の近所にも空き家が沢山あります。
所有者・管理者さんに伺ったところ、「そのままでは勿体ないのは解っているが、人に貸すには改修費用が掛かる」、「貸した後の問題や、出るときが煩わしい」、「相続人が沢山いて誰も手を付けない」、「借地権で相手からのアクションを待っている」などの回答がありました。

今後は、京都市の空き家条例などにより、そのまま放っ置くわけにはいかなくなります。

体の病気もそうですが、大病を患う前に日々の管理と予防、早期検診が大切です。

もし、空き家や空き地の問題で少しでもお悩みがあるようでしたら、早期診断で今後起こりうる問題やリスクを想定し、早めの予防・対策をお勧めします。




株式会社いとぐち不動産
京都市下京区東中筋通五条下る天使突抜三丁目456
http://www.itoguchi.jp

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