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山本精一

石のプロ

山本精一(やまもとせいいち)

株式会社 石俊

コラム

「庵治大丁場」にて、石割実演の様子です!

お墓作りの基礎知識

2012年6月13日 / 2014年7月3日更新

こんにちは~『石のプロ』嫁の山本洋子です。

少し時間が空いてしまいましたが、前の記事に引き続き、先月に見学してきました庵治大丁場見学の記事を担当させていただきます。

庵治「大丁場(おおちょうば)」は、庵治石の四つの丁場の内、最大の規模、最良質かつ最大埋蔵量を誇る丁場です。



3月に見学した佐賀県の銘石「天山石」は玉石で採れる石でしたが、「庵治石」は山全体が石のかたまりです。 

こちらの「大丁場」を山の所有者である(株)オオクボエンタープライズの統括により、何代にも渡って採石されている10の業者からなる組織「庵治大丁場の会」の皆さんが出迎えてくださいました。

大丁場の説明の後、職人さんが「石割り」を実演してくださいました。

まずは山肌から切り出された石の断層である「かさね肌」にそってドリルで穴を空けていきます。

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そして開けた穴にセリ矢を入れ、玄翁(げんのう)で叩いて割っていきます。




セリ矢はたいして長いものではありませんが、断層に沿って打ち込んでいるので、何度か叩いていくと鈍い音に変わる瞬間があり、石に割れ目が入ったことがわかります。

ショベルのバケットを使って力をかけます。




断層に沿ってきれいに割れ、美しい石肌が現れました。 



生まれたばかりの庵治石の石肌はとても細かい石目で、手ざわりもしっとりしていました。

ここからまた、「かさね肌」に垂直に走っている「二番肌」といわれる断層やキズをを見極めて、貴重な石を有効に使えるように墨をかけ、立方体に切っていくのだそうです。

このようにしてひとつひとつ切り出された原石が、次は加工業者に引き渡されて、切削され加工されていくのです。

次の記事では、庵治石の稀少性について、書かせていただこうと思います。


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