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コラム

自分を知り、相手を知る!〜W E Bマーケティング講座〜 vol.2

2020年11月20日

テーマ:『WEBマーケティング』を知る

コラムカテゴリ:ビジネス

コラムキーワード: WEBマーケティング 基礎マーケティング手法マーケティング戦略

前回、マーケティングがどういうものなのか?を、
実例をまじえて、ご紹介させていただきました。
今回からは、「どのようなお客様に購入/利用していただきたいか?」
知ることのできる方法を、ご紹介していきます。

しかし、「ターゲットを絞ってください」というと
皆さん口を揃えてよく言われるのが、「30代~40代の女性」

さらに、ターゲットを絞るとだけ聞くと、
「お客様が減ってしまうのでは?」と不安になる方も多くいらっしゃいます。

本日の内容は、
ターゲットを絞るというよりはターゲットを“明確”にするというということ。


■あなたの“理想の顧客像”はどんな人ですか?【ペルソナ分析】


◇ペルソナ分析とは……?
一般的な意味で使われるペルソナは「古典劇の仮面」のことですが、
マーケティングにおけるペルソナは「架空の人物」を意味します。
(心理学では、ユングのペルソナが有名ですね)

そして、情報収集をしたうえでその「架空の人物」を、
“理想の顧客像”へと置き換えていきます。

お店や商品の方向性を知る際に用いられる手法で、
多数の人にアピールするのではなく、一人の架空の人物に絞ることで、
共通の認識が持てて、方向性がまとまりやすくなるといった利点があります。

誰を“理想の顧客”とするかで、目指していく場所も変わってきます。
万人受けを目指すのもいいことなのですが、
一人のファンを作ることに勝るものはありません。

それでは、一緒にどういったことを決めていくのか、見ていきましょう。

■あなたの求める“理想の顧客像”づくり


よく言われるのが、「30代から40代の女性」
でも、これだと漠然としていてまだまだ情報が足りません。

年齢:30代から40代
性別:女性

人を探すときと同じで、これだけの情報だと探し出せないですよね。
では、どうしていけばいいんでしょうか?

◇フォーマットを準備します

・名前は?
・年齢は?
・性別は?
・趣味は?
・性格は?
・家族構成は?
・収入(仕事)は?
・1日の過ごし方は?
・自身のショップを使う理由は?

それでは、彼女の輪郭に触れていきましょう。

・名前は? ヨシノサクラ
・年齢は? 34歳
・性別は? 女性
・趣味は? ランニングやヨガ、映画鑑賞。最近、料理に凝り始めた。
・性格は? 社交的でフットワークが軽い。物持ちがよく、シンプルなものが好き。
・家族構成は? 独身、一人暮らし
・収入(仕事)は? 昇給し、余裕があるバリキャリ志向
・1日の過ごし方は? 平日は働きどおし、休日のどちらは誰かと一緒に外出して過ごす。
・自身のショップを使う理由は? 一人の時間をゆっくり過ごすため

なんとなく、こういう人かなということが、
「30代~40代の女性」の時よりもしっかり思い浮かびませんか?

例えば、彼女<ヨシノさん>が落ち着けるような内装にこだわったり、
長く居られるように座る席を柔らかめのものにしたり、等。
思い浮かぶイメージが違ってくるのではないでしょうか?

もし、ヨシノさんが結婚していて、小さなお子さんがいるなら、
インテリアに角が丸めのものを使うだとか、キッズスペースを準備する
というような応用も効きます。

こういったデモンストレーションをすることで、
どんな人に来てほしいか?を考えていくことが
コンセプトを統一することにつながっていくのです。

“理想の顧客像”といっても難しく考えず、
例えば身近な人に当てはめてみて、
この人に喜んでもらいたい!を作ることが大切ではないでしょうか。

SoupStockTokyo】の例を用いた
黒字ラボの記事もよければご覧ください。
マーケティングに欠かせないペルソナ分析!成功例【秋野つゆ】

■WEBマーケティングで応用するには?


ヨシノサクラさんが好みそうなページ構成を作ります。
高級感があふれているのか?上品なイメージなのか?
柔らかい雰囲気なのか?など、
デザインの色合いだけでも、随分と印象が変わってきます。

彼女にどんな印象を与えたいか?
=「ユーザー目線」であることが大切です。

例えば、しっかり者そうなヨシノさんが好みそうなのは、
シンプルなページ構成だったり、見た目のすっきりしているサイトや
ナビゲーションがしっかりしているところではないでしょうか。

品ぞろえも良質なものが揃っていて、
商品の説明がしっかりしているとか、写真が綺麗に撮られているだとか、
評判のいいサイトであればあるほど、信用度から買い物意欲が高まります。

誰かが良いと思ったサイトには、別の共感者が現れます。
なので、ターゲットを絞り込んでも、
決してあなたが考えた理想像にあてはまる方は一人ではないんです。

■まとめ


さて、ターゲットを絞るというと不安になられていたかもしれませんが、
明確にしていくことでファンを作ると考えたら、
不安を拭えたでしょうか?

それでは、最後までお読みいただきありがとうございます。

ヒト・モノ・コトの可能性を引き出し、価値創造を支援する
WEBコンサルタント 田中でした。

この記事を書いたプロ

田中利和

WEBノウハウと経営戦略研修で事業と組織を成長させるプロ

田中利和(株式会社イメージデザイン)

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