古家敬三プロのご紹介
初期診療=プライマリ・ケアの充実で、病気治療に安心と満足を(2/3)
医師と患者の信頼関係からよい医療が初めて実現できる
消化器系の勤務医と、プライマリ・ケアに取り組む開業医の両方を経験してきた古家さんは、両者の役割分担が重要と考えています。「専門医はどうしても専門分野をメインに患者さんを診察してしまいがち。でも別の病気が合併している可能性が少なからずあるのです。それを最初の時点で見落とさないのがプライマリ・ケア医の重要な役割。初期診療でしっかり診断し、その後はしかるべき専門医に治療を引き継ぐのがベストなのです」。
プライマリ・ケアが真価を発揮するのは、医師と患者の信頼関係があってこそ。たとえば専門医から勧められた手術を嫌がる人の気持ちをくんで、手術以外の選択肢を古家さんが提示したところ、希望を持って治療に取り組むようになりました。逆に3か月近くもインターネットで手術以外の治療を模索し続けてきた人に、手術が最善の選択肢だと勧めたこともあります。「治るチャンスをみすみす逃さないで」とメリットを丁寧に説明。その人は古家さんの言葉を信じて手術を決心しました。「患者さんのしたいようにすれば満足につながるとは限りません。また症状だけでなく、気持ちをくみながら適切な治療法を提案しています」。「この先生に相談してよかった」と言われる由縁でしょう。
プライマリ・ケア医はどの治療が最もおすすめか、的確に提示する必要があります。たとえば同じ病名でも、年齢や持病や行動パターンでベストな治療が違うため、人を見ることこそが重要。また全ての領域について広く浅く最新の知識を持ち続けなければなりません。医療は日進月歩なので、学会や研究会で常に情報収集しています。
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