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船越克真

不登校など非行で悩める親子と共に歩む子育て支援のプロ

船越克真(ふなこしかつまさ)

船越教育相談室

コラム

子育ての責任者

子育て

2015年12月11日 / 2015年12月17日更新

子育ての責任っていうと,非行とか不登校とか,子どもが何かにつまづいたときによく言われます。この子がこうなったのは誰の責任だって。 報道でもその子の生い立ちを克明に調べて,原因探しをします。では,子育ての責任はだれにあるのか。今は子育ての第一義的責任者は親だってことになっていますので,親ですね。親の育て方が悪いってよく言われます。

たしかに,経験も少なく知識もあまりない子どもです。出会う大人も少ないですから,その数少ない大人からの影響は大きいでしょう。子どもにとって一番身近な大人といえば親ですから,親の影響を考えると,親を子育ての責任者にしたい気持ちもわかります。

自分で自分の人格を作っていく子ども


さて。子どもも,大人といっしょで,いろんな情報を得て自分の考えを作っていきます。親が先生がこういったとしても,たとえば友だちが違うことをいっていたら,子どもはどちらが正しいか選ぶことになります。小さいころは親のいうことが正しいと思うでしょう。しかし,思春期になって親への依存から離れて自分の世界が広がっていくと,自分にとっての大人の範囲が,親だけから,親以外の人,先生や友達やテレビなどに出ている人へと広がります。親のいうことだけを聞いていた小さいころと比べて,自分の考えを作っていくための情報が多様になっていきます。そういった多様な情報を何とか整理しながら,自分という人格を作っていくのです。

子どもはリモコンのロボットではない


ですから,子育ての責任は親にあるって考え方は,私から見たら子どもをバカにしているなと思うんです。子どもも一人の独立した人間です。子どもは大人のいうとおりに行動するわけではありません。子どもが自分で独自に考えて行動しているのです。その考えも,親のいうことをうのみにしているのではありません。子どもが自分の頭で考えているのです。 親のいうことだけを聞いて行動すると考えるのは,一生懸命自分で考えて行動している子ども自身の人格を否定することにつながります。子どもは自分の人格を持っています。大人に比べて未熟なものでしょうけど,でもその子オリジナルの人格なんです。リモコンのロボットではありません。

子どもは育てたように育つわけではない


子どもは育てたように育つわけではありません。自分で育っていくのです。子どもの人生は子どものものです。子どもの人生の責任は子どもしかとれません。子育ての責任者はいないのです。親は,先生とかほかの大人と同じように,子どもの人生の伴走者にすぎません。

親に子育ての責任をおしつけないでいただきたいです。

あわせてお読みください。
親御さんは悪くない!!
子育て心得・基本姿勢

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