まちの専門家をさがせるWebガイド マイベストプロ京都
船越克真

不登校など非行で悩める親子と共に歩む子育て支援のプロ

船越克真(ふなこしかつまさ)

船越教育相談室

コラム

PTA学習会に登壇しました

講演・セミナー

2015年12月9日 / 2015年12月18日更新

先日,大阪市立中学校PTAの学習会に呼んでいただき,思春期の子どもの特徴と子どもへの接し方についてお話させていただきました。その内容を紹介します。

「自分が変わっていく!!」


思春期は,体の変化,こころの変化,交友関係の変化と3つの変化があると言われています。

体の変化として,第二次性徴,成長のブレイクスルーがあります。子どもが作れる体になる,体つきが変わる,身長が伸びるなどの変化があります。

こころの変化として,自己の確立があります。思春期とは,親からの保護=親への依存関係からの脱却,いわゆる「心理的離乳」と,他人からのまなざしに気づきかけがえのない自分に気づく自己の確立の時期です。

交友関係の変化として,親子関係中心から友達関係を中心とした,社会への旅立ちです。

この3つの変化の時期は,こころが非常に不安定になり,ささいなことで孤独感・焦燥感・将来への不安などを持ちやすくなっています。

安全基地としての家庭・学校


そんな不安定な時期によりそうためには,大人としては,その子がいっしょにいて安心安全を感じることができる存在であることが不可欠です。親なら,いつでも帰ってこれる,安心できる安全基地としての家庭,先生ならそんな学校を作ることです。

子どもは,安全基地があるから,外の世界に飛び出していけます。外の世界に飛び出していろんな経験をして,傷つくことも迷うこともあるでしょう。そんなときにアドバイスしてくれる大人がいる,そんな安全基地があるから,勇気をもって外に飛び出せます。外に飛び出してこそ,「自立した大人」になれるのです。

といった話をしてきました。

思春期の子育ての悩みいろいろ


後の質疑応答では,自立してほしいと思う反面,自立していく子どもの姿に寂しさを感じるといった発言がありました。たしかにそういう気持ち,わかる気がしますね。思春期の子どもを育てるっていうのは,喜びがある反面,寂しさを伴うものなのかもしれません。また,なかなか自分のすべきことに向き合おうとしない子どもの姿に焦りを持ってしまう気持ちも語ってくださった親御さんもおられました。思春期は,「親や先生から言われたからやる=他律的」から「自分でやろうと思うからやる=自律的」への変化の時期でもあります。この揺れ動きの時は,時には目標を見失ったり気持ちがぶれたりしがちです。今すぐの成果を求めず,長い目で見てその子の歩みを見守るのが一番なんです。でも,最近は目先の成果で将来が左右されるように思われていますからね。なかなか腰を据えてゆっくり見守ることができにくいですね。さらに,最近の親は,子育てとしてやらなければならんまいことが多すぎてだいへんだともらす親御さんもいました。まったく同感です。私は,もっと親御さんから「すべき」を減らしていけないかなと思っています。今は子育てのハードルが高すぎるのではないでしょうか。

ほかには,子どものスマートフォン対策に頭を悩ませている親御さんも何人かおられました。子どものスマートフォン問題は難しい問題ですね。これについては時間をかけてゆっくり考える必要があるなと思います。

平日の夜にもかかわらず,多数のお親御さんに参加していただき,盛会に終わりました。私も楽しくお話ができました。校長先生,教頭先生はじめ参加していただいたみなさん,ありがとうございました。

なお,この会でいただいた感想についてはこちら。

当相談室では,思春期の子育てについての講演やセミナーのご用命を承っております。お気軽にお問い合わせください。このページのお問い合わせ窓口から問い合わせいただけます。講演やセミナーについてはこちらもご覧ください。

---------------------------
お問い合わせは右上のお問い合わせフォームから。なんでも話してくださいね。

こちらもご覧ください。
ご相談の流れ
料金等

この記事を書いたプロ

船越克真

船越克真(ふなこしかつまさ)

船越克真プロのその他のコンテンツ

Share

船越克真のソーシャルメディア

rss
ブログ
2018-04-25
google-plus
Google+
facebook
Facebook

船越克真プロのその他のコンテンツ