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船越克真

不登校など非行で悩める親子と共に歩む子育て支援のプロ

船越克真(ふなこしかつまさ)

船越教育相談室

コラム

居心地がいい家にする

夜遊び

2015年3月25日

きまりは守らなければならないときちんと思える,規範意識を持った子どもを育てることがたいせつです。

きまりを守ったらいいことがあるんだと思わせる,このケースでは夜遊びをしなかったらいいことがあると思える。どんなことがあるでしょうか。今は夜遊びするのに厳しい環境です。少し前は夜のたまり場になったゲームセンターは,夜子どもが入れないことになっています。カフェやファミレスも同じ。子どもだけでお店にいたら通報されます。公園も河川敷も,子どもだけでたまっていたら通報されます。夜遊びするには,子どもの夜遊びに「理解」ある大人(そういう大人は子どもに対して無責任だと思いますが)の家か,ドロップアウトした「先輩」の家か。

子どもは「理解」ある大人の家や先輩の家で,楽しい時間を過ごすでしょう。好きな人たちを好きなことやって。おしゃべりして。そこでは学校や親御さんの縛りがないのですから。楽しいでしょう。

その楽しさがずっと続けばいいのですが。あるときから徐々に様子が変わってきます。お酒やタバコが入ってきたら,次は薬物の可能性が高いです。最初は食べ物や飲み物のお金は大人や先輩のおごりでしょうけど,そのうちお金を請求されます。お金がなかったらその楽しい空間にいれませんから,親にお金をもらおうとします。断られたら。誰かから奪うしかありません。

実は,その楽しい空間にい続けるためにはけっこうたいへんな思いをすることになるんですね。では。家庭ならどうでしょうか。たいへんな思いをしなければ,いられない場所なんでしょうか。

これはねえ。実は多くの子どもにとって家がたいへんな思いをする場所になってるんですよね。顔を出したら勉強しろとうるさく言われ。あれやれこれやれってお手伝いさせられて。習い事の練習もさせられ。好きな時にご飯が食べられず。将来どうするんだとかわからないことを言わされ。怒られ。これ,子どもにとってたいへんなことなんです。

もしかしたら親御さんは,自分が子どもにたいへんな思いをさせていることに気づいていないかもしれません。また,たいへんな思いをさせることが将来のためだと思ってるかもしれません。

でも,それが子どもを家から遠ざけ,身近な危険にさらすことになるとしたら。さあ。どうしますか?

夜遊びを禁止するのであれば,子どもの居場所になる家を,子どもにとって居心地がいい場所にしてあげてほしいんです。どこにいってもたいへんな思いをするのであれば,家から飛び出す子どもを引き戻すことはできません。家が安心できる場所であること。これが一番大切なことです。

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