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船越克真

不登校など非行で悩める親子と共に歩む子育て支援のプロ

船越克真(ふなこしかつまさ)

船越教育相談室

コラム

体罰や虐待をする人の事情~「ほかのやり方を知らない」

子どもをどうやって育てるのか。その具体的方法については、実はきちんと習える学校はありません。先生は教育学部で勉強しているはずだ、と思われるかもしれません。教育学部やほかの学部の教職課程は、「体罰はいけませんよ」とはその理論からじっくり習います。しかし、「ではどうするか」の具体的なやり方については、きちんとやらないんです。

これはしかたないことです。指導は個々の子どもで違うやり方をしますので、「こうやりましょう」のマニュアルをいくら積み上げても、その通りにやってうまくいかないほうが圧倒的に多いです。ならば、原理原則を知って、現場で応用してくれと。これが、実は新任の先生にきついんです。なにせ経験がほとんどない状態でいきなり子どもの前で一人前の成果をあげなけれればならないのですから。途方にくれてしまいますね。で、成果をあげるために手っ取り早い方法に飛びついて、それで表向きに成果があがれば、「それでいいんだ」と思ってしまっても無理はありません。

ほんとうは、ベテランの先生が「こういう子にはこうするといいよ」とか教えてくれたら、その先生は手をあげるといった安直な方法に頼らなくても指導できたかもしれません。その成功が先生の経験になって、次の子どもに応用できたかもしれません。しかし、その先生自身の事情か学校の事情か、先輩に教えてもらえなかったら、その先生は負の成功経験ばかり積み上げ、スタイルとして固まってしまいます。

親御さんも同じです。子育ては、学校で教えてくれません。最近は保健所や保育所なので講座も開かれ、教えてもらえる機会が増えたとはいえ、個々の子どもに対するオーダーメイドの支援はなかなか手薄です。講座ではこう教えてもらったけど浮かくいかない。どうしようと思ったときに、その小屋親御さんをよく知っている人が教えてあげられたらいいのですが、人のつながりが希薄な現代社会で支援者を求めるのは困難です。


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