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船越克真

不登校など非行で悩める親子と共に歩む子育て支援のプロ

船越克真(ふなこしかつまさ)

船越教育相談室

コラム

ルールの意味を教える

2014年4月12日

テーマ:決まりを守る教育

すべてのルールには意味があります。ルールは人を縛ります。人は縛られるのが嫌な動物ですから、できれば縛りはないほうがいいと思ってしまいます。そこに縛りをかけるんですから、やはり納得できる意味がほしいですね。意味のないルールは、守る必要がありません。破っても何も変わらないからです。ですから、まずは、意味のないルールは作らないことです。

塾の日の門限を9時にしたとします。ではなぜ、9時なんでしょう。11時ではいけないんでしょうか。たとえば、夜遅くは何かと物騒ですから、早く帰ってきてほしい。そこをわかってもらいたいのなら、そう子どもに言えばいいんです。「家に早く帰ってきてほしい。8時に塾が終わるのなら、移動に30分、余裕をみて9時に帰るようにしなさい」。きちんと説明します。そこで子どもが「塾が終わってからお友達とおしゃべりがしたいから9時半ではどうか」ときます。親御さんがそれでもいいと思うのなら、門限を9時半にすればいいです。嫌なら、おしゃべりの時間をどうにかならないかとか、お互い落としどころを見つけるために話し合います。そうやって決めたルールは、子どもにとってお仕着せではないので、守る確率が高くなります。

少年院でも、最初ルールの説明をするとき、なぜこのルールがあるかきちんと説明します。日課の時間がきちんと決まっているのは、全体で動くことが多い少年院の日課で、時間を決めなければ、貴重な時間を待ち時間にされたりして、誰かにどこかで迷惑をかけることになります。そういう迷惑をかけないように、時間は守りましょうと。

子どもは、きちんと説明すればわかってくれます。もちろん、説明だけでルールが守れるようにはなりませんが、ルールを守る大きな動機にはなります。

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