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船越克真

不登校など非行で悩める親子と共に歩む子育て支援のプロ

船越克真(ふなこしかつまさ)

船越教育相談室

コラム

子育てを結果論で語ってほしくありません

子育て

2013年8月12日 / 2016年2月3日更新

子育ては結果論。と言うと、びっくりされるかもしれません。結果だけで自分の子育てを評価されたら、たまったもんじゃないと思われるでしょう。

子育てのマニュアルはない


子育てに,どの子も当てはまるマニュアルはありません。野球選手を育てることを例にします。イチロー選手は、高校の部活やプロ球団ではけっこう自分流の練習をさせてもらえたようですね。では、そのイチロー選手に使った自分流練習方法を、そのまま松井秀喜選手に使ったとして、彼はあんな大選手になれたでしょうか。僕は、必ずしも慣れたとはいえないと思います。松井選手には松井選手にあった練習方法で、大選手になれたのです。野球も子育ても,どんな子にでも当てはまる子育てマニュアルがありません。その子にあった育て方を編み出すしかないんです。

子育て中は,今のやり方の善悪はわからない


イチロー選手にしても松井選手にしても彼らがあれだけの選手になれたから、その育て方が彼らのあったいい育て方だといえるんです。彼らがそれだけの結果を出さなければ、いいやり方と言われませんね。そう。つまりは結果論なんです。結果論であるということは、今のやり方がうまいやり方なのかどうか、今,評価することはできません。やっているうちはうまいやり方かどうかわからないからです。

どこの結果で判断するかで,子育ての評価は変わる


さて。子育ては結果で評価されるとして,では子育ての結果は、どこで判断すればいいのでしょうか。義務教育が終わる15歳でしょうか。大学卒業の22歳でしょうか。しかし,たとえ15歳でいい子に育ったと思われても22歳で犯罪者になったら,その子育ては失敗といわれるでしょう。このケース,けっこうよくあります。逆に,15歳で非行少年になっても22歳でまじめになれば,その子育ては成功ですね。これもたくさんあるケースです。つまり、子育ての結果をどこで見るかで,その子育ての評価は大きく変わるんです。今失敗だと思われている子育ても,長い目で見たらそれがいい結果になることも多々あるんです。子育てって結果論で語られてはいますが,その結果論は,結果をどこで見るかによって変わる,あいまいな論でしかないということです。

子育ては塞翁が馬


子どもの今の状態では子育てを評価することができません。子どもは思わぬ方向に育っていくものです。今はうまくいってないように見えても,それが何年か後にうまくいく原因になることもあります。中国の故事にちなんで,「子育ては塞翁が馬」といっていいと思います。親御さんは,今の子どもの状態でこの先絶望することはありません。また,世の中の人も,子どもの今の状態で親御さんの子育てを非難することもやめていただきたく思います。その非難は当たっていません。

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