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船越克真

不登校など非行で悩める親子と共に歩む子育て支援のプロ

船越克真(ふなこしかつまさ)

船越教育相談室

コラム

学校との付き合い方~モンスターペアレント

2013年6月6日 公開 / 2014年5月1日更新

テーマ:学校との付き合い方

最近、「モンスターペアレント」といわれる親御さんをよく耳にします。学校に対して理不尽な要求をする親御さんのことのようですね。「運動会が雨で順延になったから、遠方から来た祖父母の交通費を出せ」とか。あまりにも理不尽で、こんな要求をされた学校の先生方に同情します。

しかし、一方でこの言葉が保護者のこころを萎縮させているようです。つまり、学校に何かしてほしいことがあっても、「こんなことを言ったら、モンスターペアレントといわれるかな…」と思ってしまって、ほんとうはあたりまえの要求なのに何も言えなってしまうという。

原因は、まず、モンスターペアレントとは何か、定義の問題です。どんな要求をしたらそうなのか、どのように要求したらそうなのか。そこの線引があいまいです。先生によっては、このようなことなら、いつでも言ってくださいね、といってくださる人もいます。担任が代わってものが言いやすくなった、言いにくくなったという経験はおありでしょう。先生方一人ひとり、得意不得意がありますから、どんな要求も受け止められるわけではありません。程度の問題ではなく、種類の問題なのです。

次に、モンスターペアレントという言葉です。モンスターなのですから、どうも得体のしれない恐ろしいもの、忌み嫌うべきもの、のような印象があります。自分はそう思われたくない、だれでもそう思いますよね。でも、先ほど申しましたが、モンスターペアレントの定義付けができていない。だから、自分の要求を自分で評価できないのです。

さらに、報道が、極端な例をあげてあおりを入れたものですから、学校に対する親の要求自体がネガティブに思われがちです。そりゃ、世の中いろんな人がいますから、極端な人もいるでしょう。でも、そこだけをクローズアップして報道すると、みんなが同じと思われてしまいがちになります。空気を読むのを優先すると、要求はしないでおこうかとなります。

学校は、学校だけで教育活動はできません。保護者と一緒に子育てする場です。ですから、学校と連絡を密に取る必要があります。まずは、担任の先生に言ってみることです。それが理不尽なものかどうか、先生によって違うんですから、言ってみなければわかりません。そりゃ、社会通念上おかしいことは言うべきではありませんが、迷ったら言ってみる、でいきましょう!!

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