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船越克真

不登校など非行で悩める親子と共に歩む子育て支援のプロ

船越克真(ふなこしかつまさ)

船越教育相談室

コラム

学校との付き合い方~先生の頭のなか

2013年6月5日 公開 / 2014年5月1日更新

テーマ:学校との付き合い方

学校の先生の頭のなかって、どうなっているのでしょう。

基本、一般人と変わりません。そりゃそうですよね。でも、先生と話をしていると、どうも異次元の人みたいな気がする方もおられるでしょう。どこが違うのでしょうか。

学級担任の先生は、学級運営を第一に考えます。一人の児童生徒のことも、もちろん考えておられますが、その子どもをどう指導するかについては、その子どもだけを考えるのではありません。学級全体にどう影響するかとか、他の子どもにどんなメリット・デメリットがあるか、を考えます。

そこが、保護者との違いです。保護者は、わが子のことを考えます。他の子どものことも考えますが、先生ほど他の子どもに接していないので、正直よくわかりません。なので、同じ子どものことなのに、結論が異なります。

いや、同じ子どもですが、先生と保護者と見方が違う時もあります。先生はその子どもを見るときに、今の、学校での姿を見ます。保護者は、家での姿を見ます。すると、同じ子どもでも、学校と家とでは違う姿を見せる時があります。もちろん、これは人間の裏表の話ではありません。自分がいる場所によって振る舞いを変えることは、よくあることです。

さらに、先生は今まで接してきた同年代の子どもを基準に判断します。保護者はその子の生い立ちから判断します。すると、先生は同年代の子どもを豊富に見てきていますが、その子の生い立ちはほとんど見ていませんから、いわば横の軸で見ます。保護者は、同年代の子どもを先生ほど見てきていませんが、おいたちから見ているので、その子どもを縦の軸で見ます。

ですから、先生との話が平行線をたどることがしばしばありますね。お互い違う目線で見ているので、違う姿で子どものことを考えますから、しかたありません。保護者に、そして先生にも必要なのは、お互い違う見方をしていることを認めて尊重することです。「あの人はわかってない」なんて思ってしまったら、その子どもの見方を深めて本当に姿を見る、せっかくのチャンスを逃します。その子どものためには、深く広くその子どもを見る方がいいですよね。

発想が違うもの同士である、との認識を持ちましょう。

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