平木智之プロのご紹介
故人の想いが込もった“遺品の声”を聴き、遺族へとつなぐ遺品整理士(2/3)
遺品は故人が生きた証、想いを遺族に届けたい
整理後の遺品の行方について平木さんに尋ねてみました。「遺品を分別した後、ご遺族に確認してもらい処分が決まった品については、買い取り・リサイクル業者に依頼しています。まだ使える電気製品や食器、家具、衣類などは、生活用品を必要としている福祉施設や一人親世帯などを支援している団体に寄付しています。また買い取った場合は、買い取り金額を整理費用から差し引きますのでご安心ください。汚れ・破損があり再利用できない品は、一般廃棄物処理業者を介して適正に処分します」
開業以前は、廃棄物収集に関する仕事をしていた平木さん。「遺品回収に関わることがあり、そこで忘れられない経験をしたんですよ」と当時を振り返ります。「故人さまが大切にしていたカメラが、遺品ではなくゴミとして扱われ処分されたことに大きな違和感を覚えました」
故人が生きた証である遺品を大切に扱いたいという思いが高まった平木さんは、2012年知人とともに「明日香サービス」を設立。「遺品整理士認定協会 遺品整理士」、「終活カウンセラー上級」、「古物商許可」などの資格を取得し、「故人の私物が大量にあってどうしていいかわからない」「遠方のため遺品を整理できない」など遺品整理に悩む遺族を支援してきました。
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