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江後慎太郎プロのご紹介
資金繰りの強さが自慢! 中小企業の経営を総合的にコンサルティング(2/3)
組織力を生かして、中小企業の繁栄のために。そして、京都の街に恩返しを
「ただ決算書を作るだけでは、顧客に貢献しているとは言えない」。この考えに基づき、税理士資格の取得を目指して勉強していた20代のころから、経営に関する総合的なコンサルティングサービスを提供できる組織の構想を描いていたのだとか。「本当は“経営の総合デパート”を設立したかったんですけどね」と、謙遜(けんそん)気味にほほ笑む江後さんですが、現在の江後経営グループを見れば、若かりしころのイメージが実現していることは一目瞭然(りょうぜん)です。
今では高い組織力を生かし、グループ内の各企業の枠組みを越えて、組織横断的な特化事業にも取り組んでいます。「特化事業の分野は、医業、介護、社会福祉、公会計。今後、力を注いでいきたいのが公会計です。国や地方公共団体も財務状況の開示が求められる時代となりました。税務・会計に携わる人間として、公会計の分野にもかかわることができればと考えています」
「顧客の繁栄なくして我がグループの存在なし。社員の幸福を実現し、地域社会に貢献する」との経営理念を開業以来ずっと掲げている江後さんらしい、社会貢献にも直結するような目標です。資金繰り対策のコンサルティングを担当する社員をはじめ、この理念に魅力を感じて入社を決意した人も少なくありません。「私の今の仕事は人材の育成。税理士法人と言えば、京都税理士法人と言われるように、100年続く企業にしたいですね。そして、事業を通じて、育ててくれた京都の街に恩返しをしていきたいと思います」と、夢を語ってくれた江後さん。顧客、社員を問わず、人が集まってくるその人柄には、ふところの深さを感じました。
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