子安俊男プロのご紹介
建築設計に40年近く携わり、住宅設計で900件もの実績を持つ一級建築士(2/3)
住まいの主役は家族。気持ちをくみ取り、きめ細やかに提案
地区計画による宅地開発を手がけた経験があることから、都市計画と住宅建築を一体化して考えられるのも子安さんの強みの一つです。
「新卒で入った会社が、設計だけでなく測量や開発を手がけており、私も測量を実践できたことが、とてもいい経験になりました。都市計画法が制定されたばかりで、申請や折衝で官公庁に行くことも多く、開発がうまく進むように先輩方がコミュニケーションをとる様子を横で見て学んだことが、今も役立っています」
住まい、そして街全体の機能性についても知見を広めた子安さんの家づくりと、建築家自らの得意分野や考え方をおし出した作品づくりには違いがあります。「見た目の斬新さを狙って使いづらい家になり、『家に生活を合わせなさい』と言わんばかりの設計もあります。それでは逆だと私は思います。建物の主役はお住まいになる家族や、そこで仕事をする従業員です。自分がやってみたいから、仕事として派手だからといって使い勝手が悪いものはつくりません」
まずはコミュニケーションありき。困りごと、実現したいこと、その理由など、話を聞けば聞くほど、多彩なアイデアが浮かぶといいます。
大切にしているのは、時間がかかっても、施主の家族全員の言い分を受け止めまとめること。二世帯住宅の場合「親御さんは遠慮して言わないけれど、親世帯の部屋にもう少しゆとりをもたせては」と気持ちをくみ取り、提案することもあると話す子安さん。家づくりで家族の心が通う合うことも重視しているのです。
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