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浅井佳代

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コラム

楽譜を読めるとピアノの演奏はスムーズになる!

「譜読み」とは、初めて弾く曲の楽譜を見て、最初に曲のイメージを掴み、調号、拍子、速度記号、発想記号に沿って一通り流して弾けるようにする作業のことを指します。しかし、ピアノを始めたばかりの方が譜読みをしようとしても何から始めればいいのかわからないことも多いと思います。早く弾けるようになりたいと思うなら、この譜読みを丁寧に行うことが大切です。

苦手意識を持ちがちな「譜読み」を克服!譜読みを始めるポイント

譜読みはただ音符を読むのではなく、作曲者の意図を知ること。その曲がどんな曲なのかを理解することが重要なのです。ピアノを始めたばかりの頃は譜読みに時間がかかるかもしれませんが、最初に曲のイメージを掴むことでスムーズに演奏できるようになりますので、焦らず丁寧に行いましょう。

実際に譜読みを始める時のポイントは、まず楽譜をしっかり見ることです。
最初は、調号をチェックしましょう。楽譜の一番始めにト音記号とヘ音記号が書かれている所の横に、調性を表す調号(♯や♭)が書かれています。もし、調号がなければハ長調かイ短調です。曲の最後の音が主音のドで終わっていればハ長調、ラで終わっていればイ短調となります。

その次は調号の横に書かれている拍子を確認し、どのようにカウントして弾いたらいいのかをチェックします。

そして、どのようなテンポで弾くべきなのかを確認する速度記号であるAllegro(速く、楽しげに)、Moderate(中くらいの早さで)などを確認します。

その後、演奏する上での表現方法を示す発想記号を確認。dolceとあれば柔らかくですし、Brilliantなら輝かしいなど、曲の雰囲気を掴みましょう。

次に反復記号を確認し、かっこに入ったら次にどこに戻るのかなど、戻るところや繰り返す所を確認して曲の流れを理解します。繰り返し記号は、D.C、D.S、セーニョマークなどです。

最後に音符、演奏記号、強弱記号を確認します。慣れていない時は片手ずつ読んでいきましょう。その時にスラーやスタッカートの演奏記号に気をつけてください。

このように楽譜を見るだけの時間をしっかり持つようにしましょう。そうすると同じパターンの繰り返しや動きに規則性があることに気がつくはずです。難しそうなリズムがあれば手で打って確認したり、すぐに読めない音は音名をふっておくと練習がスムーズに進められますよ。わからない記号や表記の意味を調べることでさらに理解も深まるはずです。

曲の特徴を掴むために重要な譜読みの練習方法

楽譜をしっかり見てどのような曲調や弾き方をするのか理解したら、丁寧に片手から練習を開始しましょう。

早く両手で弾きたいと思われるかもしれませんが、両手ばかりで練習すると音のバランスが悪くなったり、フレーズを無視したりして、音がキレイではない演奏になりがちです。時間が掛かる割に思うほど上達できないのでおすすめしません。

また、右手の練習は一生懸命するのに、左手の練習はおざなりにしてしまう方がいるのですが、必ず片手ずつ独立して弾けるように練習することが大切です。なぜなら、横に流れる音の動きを理解できるようになるからです。

ほかにも楽譜に書かれているさまざまな記号や標語を確認する余裕ができます。そうすると、間違いに早く気づくことができますし、指や手、腕の動きに注意を払うこともできます。

また、自分にあった指使いを決めることができ、正しいリズムで弾けているかどうかも確認できます。片手練習は退屈に感じるかもしれませんが、良い演奏をするには一番の近道なのです。

右手、左手で一通りマスターできたら、両手で合わせていきましょう。最初は思ったようにうまく弾けないと思いますが、両手の動きになれるまでフレーズ単位で練習を繰り返します。

フレーズ単位で確実に弾けるようになったら、最初から最後まで全部の音を弾いてみましょう。ですが、何度もつまずいて先に進めないことも多いと思います。そういう場合は右手を優先させてなるべく止まらないように弾き、左手は入れられる音だけ弾いてみましょう。

また、左手を優先させて弾いて、右手も入れられる音だけ入れる練習も行います。
このとき、苦手な所はスピードを落とさず、弾きやすい所もスピードが上がりすぎないように、曲のテンポを保つように心がけてください。

譜読みを早くマスターするためのポイント

譜読みの練習をする時に楽譜の音を確認しては鍵盤を見て確認し、そしてまた楽譜の音を確認して・・・を繰り返すと、とても時間が掛かってしまいます。指を見ながら弾かないと不安になるかもしれませんが、楽譜を見ながら鍵盤を見ずに弾くことを意識して練習しましょう。そうすると、譜読みのスピードは格段に上がります。

また、ある程度曲数をこなすことで楽譜に慣れることも大切です。楽譜を読むのが辛い、ピアノが弾けないという気持ちになる前に、最初の段階で簡単な教則本を1冊だけではなく、2~3冊同時に進めるくらい数をこなしてみてください。最初は間違えてもいいので、より速く確実に行うことで自信につながります。

あと、和音を読むことに慣れることも大事です。単音と違って一度に2つ3つの音を読み取る和音は苦手な方も多いのですが、見た目の形だけで覚えるのではなく、音の響きと一緒に覚えると感覚に浸透していきます。和音を覚えるとメロディに合った和音の響きを予測することができるようになるので、譜読みを楽しんでできるようになりますよ。

この記事を書いたプロ

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