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吉野悟

コンセプトハウス造りのプロ

吉野悟(よしのさとる)

アーバンホーム株式会社

コラム

子どもが安全に暮らせる住まいのポイント

失敗しない家づくり

2018年5月3日

マイホームを購入するタイミングは、ライフプランなどによって異なります。たとえば、お子様の誕生や小学校に上がるタイミングで購入するというかたは多いのではないでしょうか。

「子どもを広い家でのびのびと育てたい」「子どもの育成に適した環境に住まいを構えたい」といった理由から、マイホーム購入を決断されるケースは少なくないでしょう。

そこで気をつけたいのが、「お子さんが安全に暮らすことのできる家を建てるには、何に注意するべきか」です。今回はさまざまなリスクを事前に把握するためのチェックポイントをご紹介します。

0~5歳児の多くが家の中の事故に巻き込まれている

2006年3月、子供の事故防止対策検討委員会と東京消防庁が共同で発表した資料によると、12歳児までの中で0~5歳児が事故にあった割合は71.3%。そして事故にあった場所の68.1%は住宅という結果が出ています。

このぐらいの年の頃は、家の中にいる時間が長いので、住まいで事故にあった割合が高くなっています。それゆえ、家の中の安全性に配慮することが重要です。

家の中の危険な箇所をできる限りなくし、そのうえで保護者の方がしっかりと見守ることが、安全で快適に暮らすためのポイントです。

リビングで考えられる危険とその対策

リビングは家の中でも寝室に次いで長い時間を過ごす場所です。しかし、リビングはお子さんにとって家の中でも危険な場所のひとつです。その理由としてテーブルやイス、ソファー、テレビ、テレビボードなどといった家具、電化製品が多いこと、そして薬やクリップ、マグネットなど細かい雑貨類が多いことが挙げられます。

では、具体的にお子さんにとってリビングで危険ことは何か、そしてその対策についてご説明します。

【扉指詰め】
リビングから別の部屋へつながる扉だけではなく、テレビボードやリビングボードの扉など多くの扉が存在します。ほかにも開き戸、引き戸、窓など手や指を挟んでケガをする危険性があります。

大人であればそれほど大したケガにはなりませんが、幼児の場合、骨折の可能性もありえます。特に扉の場合、蝶番部分に指を挟んでしまうとかなり危険です。こうした危険を防ぐには、ドアストッパーやドアロックがおすすめです。

【転倒】
お子さんは大人に比べ、危険に対する認識が低く、運動、バランス能力のも未熟さがあるため、大人であれば何でもない段差であっても転倒することは珍しくありません。

そのため、リビングにおいても、設計段階でできるだけ段差をつくらないようにすることが重要です。ローテーブルやテレビボードの角はクッション材などで包んでおきましょう。またローテーブルのまわりはつかまり立ちやつたい歩きをする場所なので、転んでも大きな衝撃を受けないように床にクッション性の高い敷物などを敷いておくのがおすすめです。

またテレビや充電器、電話など電気コードがリビングは思いのほか電気コードが多くなります。これにつまずいて転んでしまう危険もありますので、なるべくまとめて家具の裏側などお子さんが歩く場所を避けて置くようにします。ほかにもキャスター付きのイスやローボードなどは必ずストッパーをかけておきましょう。

【誤飲】
誤飲を防ぐ最大のポイントは、お子さんが口に入れられるようなものは、出しっぱなしにせず、必ずまとめてしまい、お子さんの手の届かないところにしまうことです。またお子さんの手が届くところに引き出しがある場合は、ロックを掛けられるようにするか、細かいものはしまわないようにしましょう。

キッチンで考えられる危険とその対策

キッチンは、火や油、熱湯を使う場所であるほか、さまざまな刃物を使う場所でもあります。また、誤飲すると危険な洗剤が置いてあったりとお子さんにとって非常に危険な場所です。

小さなお子さんにとっては、お母さんが常にいる場所であること、またキッチンツールなどにも興味津々で、ちょっと目を離したすきにキッチンに入ってしまうことがよくあります。

お子さんがキッチンに入ってこないようにするには、扉がついた独立型のキッチンにするのがもっとも効果的です。

しかし、最近では、リビングとキッチンが一体になったLDKと呼ばれる間取りが主流になっています。そうした場合は、リビングからキッチンスペースに入る幅をドア1枚分程度にして、キッチンガードを取り付けるようにします。アイランドキッチンは、お子さんが入ってくるのを防ぐのは難しいため避けたほうがよいでしょう。

お風呂や階段で考えられる危険とその対策

リビングやキッチンに並んでお子さんにとって家の中で危険な場所は、お風呂と階段です。

まずお風呂で気をつけるべきポイントは、床は滑らない素材のものにすることです。これは家づくりの段階でそういったお風呂を設置してもらう必要があります。

各家庭で意識して行うこととしては、お風呂に入らない時は水をためておかないこと、洗い場に子どもの足台になるような風呂イスを置いたままにしないこと、子どもが勝手に入らないようにお風呂の入り口にカギをかけておこくことなどが挙げられます。

階段はお子さんが落下する危険が高いため、必ずベビーゲートをつけるようにします。最近は大人の足で開け閉めができるタイプのものもありますので、お子さんを抱っこしながらでも楽に開閉ができ、手間もかかりません。

小さなお子さんがいる家庭で、安全で快適なマイホームを実現するには、さまざまな場所に配慮が必要です。常にお子さんから目を離さないようにすることは簡単ではないため、万が一に備え、専門家と相談のうえ、しっかりと安全対策を行いましょう。

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